水力発電を学ぶ奥只見ツアー学生編にも参加したという大学生の中田彩さんは、ツアーで知り合った仲間と再会し、環境についての考えを深めたいという気持ちからエコ×エネ・カフェに参加しました。「SDGsが17の目標を掲げていることは知っていましたが、実際に企業がどんな活動を行っているのかを知れることができてよかったです。自分の日常生活で自分にできることをしていくことで、学んだことを活かしていきたいと思います」と感想を聞かせてくれました。
同じく奥只見のツアーに参加した大学生の鈴木龍汰さんは、大学で化学工学の観点からのSDGsへの貢献について研究テーマの募集があり、社会人の意見も聞きたいと考えて参加したそうです。「楽しくて時間があっという間に過ぎてしまいました。企業の活動について知らないことも多く、いろいろな背景を持った人たちの多様な意見を聞くことができて参考になりました。SDGsについて、まずどの目標を選ぶかということかと思っていたら8つ既に取り組んでいるということに驚きました。これから僕ら学生ができることについて考えていきたいと思います」と伝えてくれました。
最後に、ゲストの室さんからのメッセージを紹介します。
「若い人たちがこういう年配の社会人もいる中でしっかりと自分の意見を言っている姿が印象的でした。企業も一生懸命地球の持続可能性や環境問題を考えているつもりですが、もっと考えていかなくてはいけないですし、企業内だけではなく色々な人たちと一緒に考えていきたいなと思います。どの企業もいろいろな社会課題を解決していくという使命があると思うのですが、特に食品企業は、途上国など栄養の課題があるところ、人口が増えていくところに、しっかり食を届けていくという使命が大きいと感じています。食品企業ならではの責任の重さを受けとめ、ASV(Ajinomoto Group Shared Value)を実現することを通じてビジネスチャンスを広げていけたらと思っています」
次回のエコ×エネ・カフェは2019年2月13日の予定です。どうぞお楽しみに。