うつのみや花火大会開催に向け本格始動 アンバサダーとイメージソング披露

  • 2025年4月22日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 NPO法人「うつのみや百年花火」(宇都宮市上戸祭町)が4月15日、宇都宮市役所で「うつのみや花火大会2025キックオフ」を開催した。(宇都宮経済新聞)

 お披露目となった公式アンバサダー

 8月に開催する花火大会に向け、協賛社や関係者を集め、今年も本格的な準備が始まることや当日の安全安心な開催を誓うことを決意表明することを目的に開くキックオフイベント。以前開催されていた花火大会が2003(平成15)年に一度途絶え、その後、2007(平成19)年に市民有志で復活してから今大会で19回目。全てボランティアによって運営されるのが特徴で、今年は136人のメンバーが運営に当たる。

 名誉会長として登壇した佐藤栄一宇都宮市長は「19回目となると、復活してからの花火大会も歴史になったと言える。ボランティアで運営している皆さんや、協賛各社、地元の皆さんの応援があって開催できていることに感謝したい」とあいさつ。続いて今大会会長の藤澤悟さんも「子どもたちに夢と希望と感動を与え、地域を盛り上げたい。自信と誇りを持ち、今年のテーマでもある『感謝』の気持ちを忘れずに活動していきたい」と力を込めた。執行部とリーダーのメンバー紹介などの後、大会の公式キャラクター「みやどん」が、栃木県のキャラクター「とちまるくん」と宇都宮市のキャラクター「ミヤリー」と一緒に登場し、大会をアピールした。

 併せて、年初に募集した「花火大会公式アンバサダー」と「イメージソング」もお披露目。公式アンバサダーに選ばれたのは、久保柚花(くぼ・ゆずか)さん、上山心愛(かみやま・ここあ)さん、HITOMI(ひとみ)さん、魚谷雄真(うおや・ゆうま)さんの4人。最年少で中学1年生の久保さんは「たくさんの人に来てもらえるよう活動していきたい」と意気込む。最年長で唯一男性の魚谷さんも「子どもたちに楽しんでもらえる花火大会にしたい」と話すなど、アンバサダーそれぞれに抱負を語った。

 今年のイメージソングは、梵天(ぼんてん)ゆず太郎さんが歌う「昇り銀竜夢花火」が選ばれ、ステージで披露された。これまでにはない演歌調の曲で、「私の持ち歌として歌ってきた曲だが、『花火』を歌っているので、うつのみや花火大会にも合うのではと思って応募した」と梵天ゆず太郎さん。

 藤澤さんは「花火大会が無事に終わったときに感じる達成感を、ボランティアメンバーと一緒に分かち合いたい。当日や短期間のボランティアも募集しているので、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。

 うつのみや花火大会2025「感謝」は8月9日に開催予定(荒天時は10日に順延)。

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