アマチュア音楽を愛する人を応援するNPO法人「奏(かなで)」(宇都宮市富士見ヶ丘2)が主催するライブ「奏(KANADE) Vol.4」が4月27日、オリオンスクエア(江野町)で行われた。(宇都宮経済新聞)
司会を務めた「MaHaMo」の2人
2022年に設立された同NPOの現在の賛助会員は、団体・個人合わせて250。その4割がプレーヤー、6割がリスナーだという。
当日は、スリーウェイ、吉田達人さん、ロス・アミーゴスさん、エスペランサ、ミンとティ、しのYAN&ふらいぱん、北條ヒデノブさん、MaHaMo、タヌキクラブ、宮乃橋TURIP、RE-CALL、工藤慎太郎さん(ゲスト)の12組が出演し、約300人が生演奏を楽しんだ。
会場で演奏を聴いていた、宮乃橋TULIPでドラム・コーラスを担当する可児圭志さんは「奏の趣旨に賛同しているのでアマチュア音楽を盛り上げるイベントにはできるだけ参加する。今日はチューリップの曲『サボテンの花』『心の旅』含め6曲を演奏する。休日の街に音楽が響いているのはいい」と話していた。
司会を務めたMaHaMoのモカさんは「オリオン通りに来ていた人が音楽を聞きつけ立ち寄ってくれたほか、リピーターも多く、しっかり音楽を聴いてくれていて温かい雰囲気が漂っている」と感想を話す。
同NPOの池澤真司代表理事は「アマチュア音楽発表の場を増やし、音楽をやる人も聴く人も皆楽しく、それが地域や文化の振興につながっていけば」と期待を込める。
6月1日には栃木県総合文化センター(本町)でとちぎアーティストバンク登録記念 奏 自作自演LIVE2025」も行う。入場無料(要整理券)。