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第12回 「世界の中の日本~私たちのエコとエネの未来~」竹内 純子 氏

  • 2013年2月28日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ
エコロジーとエネルギーの関係を考える
〜J-POWER秘書広報部 藤木勇光〜
J-POWER藤木審議役
J-POWER藤木審議役

「J-POWER(電源開発株式会社)は、戦後急速に増えた電力需要に応えるために国策として作られ、2004年に民営化し、2012年に創立60周年を迎えました。私たちは北海道から沖縄まで全国に発電所を持ち、日本で使われる電力の約6%を発電する国内最大の卸電気事業者として皆さんの暮らしに関わっています。「エコ×エネ体験プロジェクト」は企業理念である「エネルギーと環境の共生」について皆さんと共に考える場として、J-POWERの社会貢献プログラムという位置づけで開催しています。そのプログラムのひとつである「エコ×エネ体験ツアー」では、今年度は初めて、学生の方を対象とした火力発電所の見学ツアーも予定しています。実際の現場を体験しながら、エネルギーとエコロジーのつながりを考えるきっかけにしていただけばと考えています。12回目となる今回の「エコ×エネ・カフェ」では竹内純子さんをゲストにお迎えし「世界の中の日本」というテーマでお話いただきます。世界各国のエネルギーの情報について学びながら、エコとエネのバランスのとれた、持続可能な社会をどう実現していけば良いのか、皆さんと一緒に考えていけたらと思っています。

第12回エコ×エネ・カフェ
世界の中の日本〜私たちのエコとエネの未来〜

日本のエコロジーとエネルギーを日本の中だけで考えていても解決できません。世界の中で日本の置かれた状況、果たすべき役割、そして諸外国の状況をゲストの竹内純子さんにご紹介いただきます。

脱原発を宣言し、太陽光発電導入量世界1位のドイツ。COP18ホスト国であり、世界第3の天然ガス埋蔵量を誇るカタール。経済破綻を経験したアルゼンチン。経済発展著しいベトナム。世界一幸せな国と言われるブータン。各国の事情も参考にしながら「エネルギー」「経済」「幸せ」「豊かさ」とは何か、日本の将来像をどう描くのかを皆さんと共に考えていきたいと思います。

ゲスト講師:竹内 純子氏 ゲスト講師:竹内 純子氏
1994年東京電力入社。1999年同社初の人材公募により尾瀬保護活動担当に就任。「東京電力自然学校」副校長。その後、地球温暖化国際交渉の担当となる。2011年末退職。農林水産省生物多様性戦略検討委員、21世紀東通村環境デザイン検討委員等歴任。2012年1月より、NPO法人国際環境経済研究所主任研究員、2月より森林整備によるCO2吸収量をクレジットとして販売し日本の森の保全に取り組む一般社団法人フォレストック協会理事就任。

「世界の中の日本〜私たちのエコとエネの未来〜」
ファシリテーターの森さん
ファシリテーターの森さん

「12回目となる今回も、前回に引き続き女性ゲストをお迎えしての開催となります。今回は『世界の中の日本』というテーマで皆さんと対話を深めていきたいと思います」。Be Nature Schoolの森さんのファシリテーションでカフェの時間がスタート。大学の試験の時期と重なる中、熱心な参加者の皆さんが集まりました。さまざまなバックグラウンドを持った人たちが自由に発言し意見を交わすこのカフェの場で、今回はどのような気づきや学びが生まれるのでしょうか。

先ずはウォーミングアップの時間です。今回は2つの問いに答えていただきます。


問1「日本は豊かな国だと思いますか?」

豊かだと思う人はグー、そうでない人はパーで答えてもらうと、「パー(そうではない)」と答えた人はひとり。ほとんどの人たちが日本は豊かな国だと考えているようです。


問2「日本は幸せな国だと思いますか?」

これについては88%ぐらいの人が「グー(幸せな国)」と答えました。


「日本は豊かで幸せな国という認識の方が多いですね」と森さん。

クイズに答える参加者の皆さん
クイズに答える参加者の皆さん
クイズに答える参加者の皆さん

ウォーミングアップの後は、いよいよゲストトークのスタートです。

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