カフェ終了後も会場では参加者の多くが名残惜しげに会話を楽しんでいました。
カフェの始まる前にお話を聞いた時任さんからは「企業の方とか、就職活動中の方とか、いろいろな立場の方が集まるカフェだったので、いろいろなタイプの意見を聞くことができてとても参考になりました。学生の立場で考える良いこと、良くないことも、違う立場の人と話してみるとまた違う見え方がで出てきます。自分もこれから、大学院で研究を進めるにあって、どういう情報をどんな風に伝えていけば良いのかを考える上でとても参考になりました」という感想がありました。
水資源機構の荒木さんは「普段、会社以外の方とあまり話す機会がなかったのでとても良い刺激になりました。立場が違うと考えることや感じることは違ってきますが、お互いが意見を交わすことで見えなかったこと、これまで気付けなかったことへの気づきが増えてくると実感しました。もっとたくさんいろいろなことを話したいなと思いました」と話してくれました。
独自の視点で自らのキャリアを切り拓いてきた竹内さんの言葉から、刺激を受けた学生たちも多かったようです。
そんな竹内さんから学生たちにこんなメッセージをいただきました。
「自分の足で現場に出向いているということに興味を持ってくれる人たちがたくさんいて、とても嬉しかったです。そういう人たちはきっと、机上の空論でない意見を言える人たちになっていくんじゃないかなと思います。そうすると、物事の見方に広がりが生まれてきて、考えることが楽しくなりますよね」。