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第20回 「最新の環境配慮型オフィスビルに学ぶエコ×エネな都市開発」

  • 2015年12月17日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ
品川シーズンテラス
品川シーズンテラス

非常用発電機や貯水槽が大規模自然災害の対策として設置されていることもポイントです。例えば、洗面所の水は、災害時には温水から常温水に切り替わるなど、細かな設定にも配慮がなされています。

品川シーズンテラス
品川シーズンテラス

壁面には国産材を活用。白い壁で囲まれた空間に木材が設置されたデザインは、フロア内の位置を確認するのにも役立ちますし、屋内にいても自然の癒しが感じられるよう配慮されています。また、ビルの外装には壁面緑化が施されています。

ビル外装には再帰反射形状パネルが設置。太陽光を再帰させることで日射熱による地表温度上昇を抑制し、周囲の熱環境を改善。
ビル外装には再帰反射形状パネルを設置。
太陽光を再帰させることで日射熱による地表温度上昇を抑制し、周囲の熱環境を改善

品川シーズンテラス
品川シーズンテラス

品川シーズンテラスがエコインフラを担う:周辺地域との生態系ネットワーク
品川シーズンテラスがエコインフラを担う:周辺地域との生態系ネットワーク

広大な緑地には、水辺空間や丘陵が設けられています。緑の配置は、周辺地域の生態系ネットワークに配慮して、在来種を中心に行いました。日本ならではの四季の味わいを楽しめる植栽が選ばれていることも特徴です。

品川シーズンテラス
品川シーズンテラス

水辺を身近に感じるプロムナード。緑地には定時になると雨水を利用した水蒸気が放たれます。

樹木の緑影の形成や、雨水を利用したミストなど、涼しさと心地よさを感じる「クールオアシス」という空間が創造されている
樹木の緑影の形成や、雨水を利用したミストなど、涼しさと心地よさを感じる
「クールオアシス」という空間が創造されている

「自然環境への配慮」と、「人の感じる快適さ」の両方を意識したランドスケープデザインが、シーズンテラスの大きな特徴のひとつです。

品川シーズンテラス
品川シーズンテラス

ビルの内外には、発電電力を可視化したパネルが設置されており、自然エネルギー発電によるエコが実感できます。屋内スペースも風の流れを意識してデザインされるなど、隅々に至るまで、心地よい空間づくりへのこだわりが感じられ、働く人たちの知的生産性の向上にもつながっています。

イベント広場から、風の森を望む緑の広がり。木陰の休憩スペースを設けた
イベント広場から、風の森を望む
緑の広がり。木陰の休憩スペースを設けた
説明を受けるまで気づかなかったことがいっぱい!」と感想を語る参加者の皆さん
「説明を受けるまで気づかなかったことがいっぱい!」と感想を語る参加者の皆さん

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