サイト内
ウェブ

第20回 「最新の環境配慮型オフィスビルに学ぶエコ×エネな都市開発」

  • 2015年12月17日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ

トークセッションを受けて、これからはワールドカフェでの対話の時間です。「問いに意識を集中して、意味を追究する会話、対話(ダイアログ)を楽しんでください」という森さんの言葉を受け、テーブルごとに、与えられた問いについて話し合っていきます。

ワールドカフェ:

問1
ビルツアーや関係者のお話から何を感じましたか?こうした最新の環境配慮型オフィスビルで働きたいと思いましたか?

環境配慮型という言葉からイメージすることの広がりについてのコメントがありました。

「実際にビルを見学するまでは、”環境配慮型”という言葉の意味することがほとんど分かっていなかったと気付きました。正直なところ、目に見えない部分に施された工夫には、全く意識が向いていませんでした」「人によってこの言葉からイメージすることは違うのだと気付きました。省エネや再生可能エネルギーの活用を考える人もいるし、緑や自然が多いかという点に着目する人もいます」

「環境配慮型ビル」に対するイメージが改善したという声もありました。

「過去の経験から、環境に配慮した省エネビルは薄暗いというイメージを持っていましたが、今回の見学ツアーを通じて、イメージが変わりました。これだったら、働いてみたいと思います」「”地球にとっていい”、ということは想像していましたが、”五感に働きかけてクリエイティビティを向上する”など、人にとっての快適さも追求しているということを体感しました」

会場
会場

環境配慮型のビルの社会的価値を評価する声がありました。

「“環境配慮型ビル”に入居することが、会社のイメージアップにもつながるのではないかと思いました」「環境配慮型であることを“見える化”すると、働いている人たちも実感が湧き、ビルへの愛着も高まるのではないかと思いました」

“地域の人たちとのつながり”への配慮を評価する声がありました。

「オフィスに働く人以外に、地域の人なども交えた“ステークホルダー”とのつながりを考えてつくられているのが、よいと思いました」「今回はビルをつくった人からの説明だったので、実際に利用する人たちからの話も聞いてみたいと思いました」

会場
会場

更には「生物多様性への配慮について説明がありましたが、実際にはどれくらいの効果があるのかもっと知りたくなりました」「実際のエネルギー使用量と削減効果について、より詳しく知りたいです」「このビルだけではなく、他のビルとの関係性の中で、周囲の自然環境への影響がどうなっているのかが気になりました」といった声もありました。

問2 東京がもっとエコになるには、どうすればよいですか?

社会的意識の変化が必要という声がありました。

「オフィス環境だけがエコになっても、限界があります。家でも働ける、好きな時間帯で働けるなど、働き方が多様化することで、全体的なエコを向上することが求められます」「地域住民参加型の企画を通じて、エコな地域づくりにチャレンジすると、インパクトが大きくなると思います」「子どもが参加する企画をつくることで、関心が低い大人の層へもアプローチを図るとよいと思います」

会場
会場

エコを推進する制度や政策の奨励を求める声がありました。

「企業や暮らす人たちみんながエコ配慮型の生活をすることが奨励されるよう、都が政策を整備するといいと思います」「緑地を増やしヒートアイランド現象を防ぐ政策を考えて、普及させることが必要です」「環境配慮型ビルへの税制面での優遇措置を奨励すると効果が大きいです」

会場
会場

この他「最新のエコ技術を積極的に採用する」「スマートシティ化を進める」といった声もありました。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

記事の無断転用は禁止です。必ず該当記事のURLをクリックできる状態でリンク掲載ください。