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卵の断面きれいすぎる…!プロの「正解の切り方」試してみた

  • 2021年3月2日
  • レタスクラブニュース


おいしくて栄養価が高い上にとっても低糖質なので、ダイエットにもうってつけの「ゆで卵」。

買い物に行った週末にまとめてゆでて冷蔵庫にストックしておけば、平日の朝ごはんからお弁当、晩のおつまみにも大活躍してくれます。

「肉や魚がもうないけど、あと1品ほしい!」

というピンチなときも、ゆで卵さえあればなんとかなったりしますよね。

インスタグラムで大人気!「甘辛しょうゆ卵」

そんなゆで卵をたれに漬けるだけで完成する「甘辛しょうゆ卵」のレシピをアレンジ料理と一緒にレタスクラブのインスタグラム(@lettuce_official)で紹介したところ、「おいしそう〜!」と大反響!!


ケチャップをかくし味にプラスした「ほんのり甘め」のしょうゆ味のたれに漬けておくだけ、というシンプルなレシピが大人気になりました。

写真のゆで卵の切り方が気になる!



インスタグラムにフォロワーのみなさんから寄せられたコメントでは、

「トロトロ卵のゆで時間がわかりやすい!」
「漬け汁を使ってアレンジできるところもいいですね。」

という声のほかに、

「写真の卵たちの断面がきれいすぎる…」
「とろとろの黄身が包丁についてしまうんですが、切り方のコツがあれば教えてください!」

という声も。

編集部でも、「そういえばゆで卵をきれいに切るのって、意外と難しいよね…」と話題になりました。

せっかくレシピを覚えて作るなら、写真のようにきれいに切って食卓に出してみたいですよね。

特に黄身が半熟やトロトロでやわらかい場合は、つぶれやすくて包丁できれいに切ることが難しい、ゆで卵。
写真のように断面がなめらかになるように切るには、どうしたらいいのでしょうか?

さっそく、レシピ作成を担当された料理研究家の井原裕子さんに教えていただきました!



▶︎教えてくれた人
井原裕子さん/料理研究家、DELISH KITCHEN副編集長、食生活アドバイザー、野菜ソムリエ。

アメリカ、イギリスにて過ごした後、料理研究家のアシスタントを勤め独立。
季節感を大切にした素材選びと、作りやすいレシピが根強い人気。
【オフィシャルサイト】https://www.iharayuko.com
【Instagram】@iharayukoo



カンタンでおいしい「甘辛しょうゆ卵」の作り方



ケチャップをかくし味にプラスした、ほんのり甘めのしょうゆ味。子どもウケもばっちり!

■材料・作りやすい分量 *1個分80kcal/塩分1個分0.8g
・卵...10個
【漬け汁】
  ∟しょうゆ...1/2カップ
  ∟砂糖...大さじ2
  ∟トマトケチャップ...大さじ1
  ∟水...1カップ

■▷ゆで卵をつくる


フライパンに3~4cm深さの湯を中火で沸かし、卵10個を割れないようにそっと入れる。

煮立ったらふたをして強めの中火にし、好みのかたさ(とろとろ=6分、半熟=8分、かたゆで=11分)までゆでる。
このとき、常に湯が沸いた状態を保つこと。

ゆで上がったら冷水にとってさまし、殻をむく。



「卵のゆで時間は常温の場合です。冷蔵保存していた卵を使う場合は、しばらく冷蔵庫の外に出して室温にもどしてからゆでてください。」(井原さん)

■▷たれに漬ける


耐熱ボウルに【漬け汁】の材料を入れ、ラップをかけずに電子レンジで約1分加熱する。

取り出して混ぜ、密閉容器に入れ、ゆで卵を加えて1時間以上漬ける。
時々卵を転がし、全体に味をからめる。

\電子レンジでの加熱時間について/
電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。
500Wなら1.2倍、700Wなら0.8倍の時間で加熱してください。
また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

\保存期間/
冷蔵室で3〜5日間保存できます。

半熟ゆで卵、どうしたらキレイに切れる?



さて、ここからが本題。
写真撮影の際はどうやってゆで卵をきれいに切っていたのでしょうか?
井原さんに聞いてみました。



「卵は糸で切っています!糸で卵の真ん中をくるりと巻いて糸を交差させて、両側に引きます。トロトロの半熟の場合は黄身が流れるので注意して切ってくださいね。」(井原さん)

えー!!ほんとにそんなにカンタンに!?

教えてもらったら、即実践。
ほんとうにこれで誰にでもきれいに切れるのか…!?
実際に試してみました!


カンタンすぎてうれしい!何度でもやってみたくなる「糸でまわし切る方法」



ここからは、編集部で実際に卵を切ってみた様子をご報告します。

まず包丁でいつものように切ってみたところ、やはり黄身が包丁についてしまってあまりキレイに切れませんでした。

「包丁にラップを巻いたら黄身が包丁につかない」
と以前ネットで見たことがあったので試してみましたが、結果は今ひとつ。
包丁は汚れずに済みましたが、肝心のゆで卵の表面は凹凸ができてしまいました。

もちろん食べるにはまったく問題なしです!

が…もっときれいに切ってみたい!!


そして次はいよいよ、井原さんに教えていただいた「糸でまわし切る」方法にチャレンジ。
すると…


できた!
しかも、一瞬であっさりすぎるほどカンタンに!!




一瞬で割れたときの爽快感がクセになる

包丁で切ったゆで卵より、糸でまわし切ったゆで卵のほうが表面がよりなめらかになり、ツヤも出ています。
おいしそう!!


糸を両側にひくときのちょっとしたドキドキ感と、「パッカーン!」とゆで卵が一瞬できれいに割れたときの爽快感が、クセになります!!

家では子どもの前でもやってみたところ、大ウケ。
「もっとやって!」とせがまれて、とうとう、ゆでた卵10個全部切ってしまいました…。


ちなみに、この「糸でまわし切る」方法は切る角度を変えてもうまくいきます。
ゆで卵に縦に糸をまわして切ったり、ななめに切ったりしてみましたが、どんな角度でもうまく切れました。便利ですね!


味つき卵にした後でも、同様にすればきれいにカットできます。



糸はミシン糸や手縫い糸など、細めのものを使ったほうがうまくいくようです♪

*  *  *

ちょっとしたアイディアで包丁を汚さずにゆで卵が一瞬できれいに切れてしまう、この楽しい方法。
ぜひ一度、みなさんのキッチンでもお試しください!


【レタスクラブ編集部】

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