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第18回 「手づくりの持続可能な暮らし方教えます」加藤 大吾 氏

  • 2015年3月12日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ

エコロジーとエネルギーの関係を考える

J-POWER(電源開発株式会社)は、戦後急速に増えた電力需要に応えるために国策として61年前に設立され、2004年に民営化して昨年10周年を迎えました。北海道から沖縄まで全国に発電所を持ち、日本で使われる電力の約6%を発電する国内最大の卸電気事業者です。民営化以来、企業理念に掲げている「エネルギーと環境の共生」を目指すために、皆さんと共に気軽に考える場として、「エコ×エネ体験プロジェクト」をJ-POWERの社会貢献事業という位置づけで開催しています。今回で18回目となりますが、皆さんフラットに、いろいろなことをお話していただけたらと思います。対話の時間を、是非お楽しみください。

J-POWER 藤木業務推進役
J-POWER 藤木業務推進役
会場

第18回エコ×エネ・カフェ
「手づくりの持続可能な暮らし方教えます」

今回のゲストは、アースコンシャス代表、ピースフルライフワーカーの加藤大吾さんです。加藤さんは東京で育った都会っ子でしたが、2005年に自然とのつながりを感じる暮らしを求めて山梨県都留市に土地を買い、自分たちで家を建て、自給自足型の農的な暮らしを営みはじめました。今日は加藤さんから「手づくりの持続可能な暮らし方」について語っていただきます。

ゲスト講師:木村麻紀氏 ゲスト講師:加藤大吾氏<プロフィール>
アースコンシャス代表、ピースフルライフワーカー。
冒険教育/環境教育を行うNPO法人「国際自然大学校」を2001年に退職後、東京都世田谷区にて「アースコンシャス」設立、長野県飯山市にて「まだらお自然学校」設立を経て2005年に都留に住まいを定める。愛・地球博にて森の自然学校・里の自然学校チーフ、地球市民村プログラムコーディネーターを務めながら、都留の山林を友人たちと開拓し、2006年に1棟目が完成。「かとうさんち」と命名する。ピースフルライフワーカーを肩書きとし、「幸せ感あふれる生き方の実践者、提案者」として、パーマカルチャーを基本においた農的暮らしと学びの場づくりを行っている。また、エネルギー面でも廃食用油(天ぷら油)をそのまま燃料として自家用車に使用しからバイオ・ディーゼル燃料(BDF)にした車を使い、ソーラーパネルと蓄電池を組み合わせて普段使う電気の大半をまかなう暮らしを行うなどユニークな取り組みを行っている。企業の社員研修や地元・都留文化大学と協働事業、自らの家を開放して母と子の自然体験を行う「ははとこcafe」、「地球と人に優しい暮らし体験」などの主催事業、執筆活動など、活動は多岐に渡る。
「かとうさんち」は、2008年に家畜小屋が完成し、2009年に田んぼを始めるなど、今も進化し続けている。
かとうさんち http://www.earth-c.info/

「手づくりの持続可能な暮らし方教えます」

ウォーミングアップとして、参加者の皆さんの意識やフィーリングをチェックしていきます。

加藤さん(左)と、ファシリテーターのBe Nature Schoolの森さん(右)
加藤さん(左)と、ファシリテーターのBe Nature Schoolの森さん(右)

問1「『手づくりの持続可能な暮らし』に一番必要なのはなんだと思いますか? 」

  1. 思想
  2. 技術
  3. 愛嬌
  4. 根性
  5. 体力

「手づくりの持続可能な暮らし」という言葉に抱くイメージの違いにもよるかもしれませんが、1の「思想」が約25%、4の「根性」と5の「体力」が20%程とやや多めでした。

問2「あなたは、今の暮らし方に満足していますか?」

  1. とっても満足
  2. まあまあ満足
  3. 少し不満足
  4. 全然満足してない

「暮らし」ではなく「暮らし方」への満足を訪ねたこの問いには2の「まあまあ満足」と答えた人が約7割、3の「少し不満足」と答えた人も少しいて、1の「とっても満足」と答えた人は、ゲストの加藤さんを含む、全体の約15%ほどでした。


問いに答える参加者の皆さん
問いに答える参加者の皆さん
問いに答える参加者の皆さん。加藤さんの問い1の回答は4「根性」

ウォーミングアップの後は、いよいよゲストトークのスタートです。

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