第二問:
「日本の年間総発電量1兆kWhを太陽光発電でまかなうのに必要な面積は?」
1:千葉県2個分
2:日本の総農地面積の1/3
3:日本の総人口の帽子の上
正解は、2番の日本の総農地面積の1/3
<解説>
条件)1m2(1m×1m)当り=100w/m2効率=12%、設置可能割合=60%とする
1)千葉県の総面積×2=515,661ha×2=1,031,322ha
(千葉県:5,156.61km2)
2)日本の総農地面積の1/3=4,590,000ha/3=1,530,000ha
(総農地面積:4,590,000ha)
3)日本の総人口の帽子の全部=27km2=2,700ha
(頭上225c・(15・×15・)として算出)
1、年間発電総量=1,000,000,000,000kWh/年
2、パネル(1km2)の年間総発電量=0.1kWh/m2×100万(km2換算)×365日×24時間×0.12(効率)×0.6(設置割合)=63,072,000kWh/年
年間発電総量÷パネル(1km2)の年間総発電量=15,854.90km2
↓
ヘクタール換算(×100)=1,585,490ha 総農地の約1/3程度となる。
「電力リテラシーの高い参加者の皆さんが多いのか、正解の「2」を選んだ人たちが多かったですね」と森さん。
第三問:
「今現在の電気代は1kWhいくらでしょうか?」
1:18.89円
2:25.19円
3:29.10円
正解:全部正解
<解説>
現在の東京電力の電気代は、「三段階料金制度」となっている。
(詳細は「東京電力」参照)
例)1ヶ月の電気使用量が342kWhだった場合
1)2,266.80円=18.89円×120kWh・・・(0〜120kWhまで)
2)4,534.20円=25.19円×180kWh・・・(121〜300kWhまで)
3)1,222.20円=29.10円× 42kWh・・・(301kWh以上)
電気代の合計8,023.20円/月 ※これに「基本料金」が加算される
「日本の電気料金は三段階料金制度というものが設けられていて、電気の利用量に応じて料金単価に差があります。たくさん使うと高くなっているのですね」と、J-POWERの藤木さんから解説がありました。
クイズを終えて、参加者の皆さんからは「難しい」との感想が聞こえてきました。ゲストの荻本さんからの「こんなに桁の大きなものに即座に答えられる人はそうそういないのではないかと思います。エネルギーは桁の大きな話なので、頭を切り替えるのに良いかと思いました」というコメントを受け、ゲストトーク時間へと進行します。