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第10回 「革新的エネルギー・環境戦略から何を読み取るか?」荻本 和彦 氏

  • 2012年11月16日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ

ワールドカフェの後は、全員で振り返りの時間を持ちました。


“ジャージー”こと鈴木さんからは「今回の話し合いを通じて、たとえば日本の技術力を強化するために教育に力を入れたらどうかなど、一見エネルギーとは関係がないようなところに答えがあるのではないかと感じました。ゴミの分別や、コーヒーショップで紙カップを使う代わりにマグカップの使用を奨励するなど、いろいろな方法も考えられるなと思いました」という感想がありました。


学生時代にエコ×エネ・カフェに初めて参加して、今回で3年目という“ブッダ”こと茂野さんからは「3兆円の投資ができるならば、スマートメーターを導入するのが良いのではないかと思いました。それによって人件費を抑えることもできるからです。けれども、そう考えた時に、原子力発電をなくすとそれによって失われる雇用もあるのだということをセットで考えなくてはならないのだと考えました」というコメントが。


若者による環境団体のネットワーク「エコ・リーグ」の福島さんからは「エネルギー政策にはお金が必要と考えがちなので、『お金を使わないで何ができるか』という問いが自分には新鮮でした。エネルギーや環境の問題を考える上では、気づきを促すための教育が必要なのだなと思います。先生たちが学べるための時間があると良いなと思いますし、地域で、おじいちゃんやおばあちゃんたちも一緒になってこういったことを学ぶための場ができれば、普及啓発も進むのかなと思います」とコメントがありました。


イラストレーターをしているという鍋島さんからは「話していて、すぐに結論を求めがちな自分がいることに気がつきました。たまたま荻本先生と同じテーブルだったのですが、理想図のような結論を描くと、それについて先生が一つひとつ具体的に質問をしてきてくれたので、そこから気づきを得ることができました。独り善がりの結論ではいけないなと感じました」という感想が共有されました。

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