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第10回 「革新的エネルギー・環境戦略から何を読み取るか?」荻本 和彦 氏

  • 2012年11月16日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ

皆さんからの共有を受けて、ゲストの荻本さんからコメントがありました。

荻本さんからのメッセージ
荻本さんからのメッセージ

今回が3回目で、いつも思うのですけれど、「こんなエネルギーの話になるかな」と予測してくるのですが、「ニワトリを育てて自給自足の生活をする」など、思っていたエネルギーの話にならなかったりして(笑)毎回新鮮に感じています。
今、大学には中国とか韓国とか、東南アジアなどの国からやってきた留学生の人たちがたくさんいますよね。こういう人たちを見ていると、とてもハングリーさを感じます。世の中には、日本のように恵まれた国がある一方、恵まれた国を目指している国がたくさんあります。日本がどんな軌跡を辿るのかということが、そういった国の人たちの模範にも反面教師にもなるのです。
今までの日本は「こうなれば良いよね」という共通の目標をもって進めば良かった。つまり、山登りで例えると「高いところを目指そう」と言っているうちは良かったのですが、ある程度高いところにくると幾つかある山の頂がみんな同じ高さに見えてきて、どちらに進めば良いかを考えるのが難しくなる。今はそういう状態なのかなと思います。それを解くためには、こういった場でいろいろ意見をを出し合う機会があること、それから、もっと発想をブラッシュアップしていくような場があることがきっと大切なのでしょう。そういう中でエネルギーの問題を解くきっかけが生まれると良いなと思います。

カフェの締めくくりに、緑のgooプロデューサの東さんより「担当者として関わるのは今回が4回目ですが、毎回新鮮なアイデアに触れ、気づきをいただいていて、教育や考え方の多様性というものが大切だなということを痛感させられています。今回もエネルギーというところから話をはじめて、原子力発電をなくす事により失われる雇用の問題だとか、代替としての役割を担う火力発電の利用増に伴う環境の問題だとか、いろいろなことを考えなくては解決ができないことなのだと改めて認識しました。そういったことを考えながら緑のgooのサイトの運営を進めています」と感想がありました。
J-POWERの藤木さんからは「今回はゲストの荻本さんから、ウォーミングアップの質問として『エネルギー問題を自分ごととして考える素材のひとつとして様々なショッピングリストを考える』との宿題をいただき、無い頭を一生懸命絞って考えてきました。それぞれの対話の時間に紹介した取り組み例は参考になったでしょうか。皆さんからいろいろな発想や未来への投資といったお話を伺って、今回も良い対話ができたな、皆さんのおかげだなと思いました」との挨拶がありました。

緑のgoo東さん
緑のgoo東さん
J-POWER藤木さん
J-POWER藤木さん

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