藤木さん「私たちJ-POWERは、企業理念に『人びとの求めるエネルギーを不断に提供し、日本と世界の持続可能な発展に貢献する』ことを掲げています。私たちの暮らしにとっては自然もエネルギーもどちらもとても必要なものです。これは同時に、私たちが暮らしていく上では自然に何らの負担をかけることが避けられないということも意味します。この会が自然とエネルギーの関係についてプラスもマイナスもその両方を含めて、皆さんと共に考えるきっかけになればと思っています。この時間は私たちにとっても重要な学びの機会です。是非、皆さん全員が有意義な時を過ごしていただければと思います」
「今回は今年度の最終回なので、これまでの2回と少しスタイルを変えてみました。まず最初に、ゲスト二人による『リレートーク』を行います。その後で皆さんに2050年のエネルギー需要についてワークシートをご記入いただき、それを受けて3回の対話を重ねていきたいと思います」いつにも増して盛りだくさんの内容に、森さんのファシリテーションにも熱がこもります。さあ、どんな展開になるのでしょうか。
最初は、会場の皆さんの今の考えをチェックする時間です。
まず第1問。「エコカー減税・補助金はいい制度だと思いますか?」の問いに対しては「はい」という回答が圧倒的。
続いて第2問。「太陽光発電器を購入するなら、購入時の補助金と余剰電力の安定買い取り、どっちがうれしい?」。これに対する回答は、半数ずつに割れました。