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「愛知万博(愛・地球博)」 Q&A解説

読み:
あいちばんぱく
英名:
EXPO 2005 AICHI JAPAN
  • Q: 愛知万博はどんな点で環境に配慮している?
    環境をテーマにした博覧会。パビリオンなどの建材はどんなものが使われるのだろう。また、そのほかの環境配慮は?

    A: 愛知万博では、環境方針を定め、環境に配慮した会場作りから、環境負荷の少ない交通手段や新エネルギー、楽しみながら環境について学ぶ機会の提供など、さまざまな環境配慮がなされている。会場の設営や解体撤去にあたっても、環境配慮ガイドラインが定められており、環境負荷の低い建材の使用や、コンクリート屑の再利用など使用後の再生利用を求めている。たとえば日本館は、「人と自然とのつながり」が一目でわかるよう竹のドーム、生分解性プラスチックの外壁、間伐材を用いた構造材となっている。また新エネルギーによる電力供給、光触媒鋼板屋根、オゾン処理施設による中水利用など、たくさんの新しい環境関連技術を採り入れた。中部地方9県が共同で出展するパビリオン「中部千年共生村」の外壁は、インドネシア・ジャワ島に生息しているガの一種クリキュラの繭から採取された、黄金の糸でつくられた繊維パネルと和紙パネルでできていた。生糸も和紙も生物資源のため、パビリオン解体後に埋め立てても土に還る。
    このほか、会場では生分解性プラスチックを使った弁当容器や皿、トレー、カップなどが売店やレストランで使用され、会場への交通手段もパーク&ライドが実施された。

  • Q: メインパビリオンに冷凍マンモスが展示されるってほんと?
    マンモスをそのままの姿で見ることができるのだろうか。

    A: 愛知万博では、シベリアの永久凍土から発掘されたマンモスが、冷凍のまま展示された。二本の牙を持った頭部と前脚の一部、肋骨の一部などを発掘したが、胴体の後ろ部分、後脚は発見されなかった。また、マンモスの計測データに基づく全身模型やDNA、コンピュータグラフィックを使った最新の研究成果の展示が行われた。

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