倉敷・鷲羽山レストハウスがリニューアル 「連れて行きたくなる場所」目指す

  • 2025年5月1日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 瀬戸内海や瀬戸大橋を一望できる鷲羽山展望台に隣接する「鷲羽山レストハウス」(倉敷市下津井田之浦、TEL 086-479-9164)が4月26日、リニューアルオープンした。(倉敷経済新聞)

 「ローカル食堂」から見る瀬戸大橋

 倉敷市が所有する同施設を、アパレルメーカー、システム開発会社、レンタカー会社など地元企業を中心とする6社による共同企業体「MIKOSI(ミコシ)」が指定管理業者として運営する。運営コンセプトは「私たちが連れて行きたくなる場所」。地域の産業や食をアピールしつつ、観光客も地域の人も快適に過ごせる空間を目指す。

 施設は3フロアで構成し、延べ床面積は約2200平方メートル。土産コーナー、デニム・帆布・畳縁など地域特産品を紹介するセレクトショップ、ポップアップストアやアートの企画展示を行うギャラリー、地元食材を取り入れた「ローカル食堂」、書店「aru(アル)」(児島唐琴町)の2号店が営業するほか、会議室、休憩スペースなども備える。

 「ローカル食堂」の主なメニューは、松家製麺(児島上の町)の麺を使った「ぶっかけうどん」(700円)、県産「森林鶏」を使ったチキンカツ定食(1,400円)、県産「ピーチポーク」を使った「デミかつ定食」(1,600円)、サワラの塩たたき定食(1,500円)など。

 運営の発起人でもあるイベント企画会社「Furious(フューリアス)」の猪野遼介社長は「地元の人でもこの施設を知らない人が多く、知っていても訪れたことがない人も多い。観光客だけでなく、地元の人にも知ってもらい、実際に足を運びたくなるような場所にしたい。このロケーションから見る瀬戸内の景観は財産。施設運営を通じて児島を盛り上げたい」と話す。

 営業時間は9時~17時30分(食堂は11時~17時、水曜定休)。

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