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銀座で過ごす特別な1日。朝から夜までひとり時間を満喫するクラシカルなおでかけコース

  • 2023年9月3日
  • ことりっぷ


きれいな街並みでショッピングやグルメを楽しめる銀座。
こちらの記事では、休日の朝から夜まで、ひとりの時間を銀座でゆっくりと堪能するためのおでかけコースをご紹介。限定スイーツがいただけるクラシカルなカフェや、季節を感じる期間限定イベント、知る人ぞ知るパワースポットなど、銀座のクラシカルな魅力を存分に楽しむ贅沢な1日をご案内します。
今回の銀座さんぽは、東京メトロ東銀座駅からスタート。駅からすぐの場所にある「たらちゃん」へ向かいます。こちらのお店は、韓国で家庭料理として親しまれている「プゴク」を味わえる日本初の専門店。「プゴク」とは、干し鱈を煮込んだスープで、あっさりした味わいながら栄養たっぷりで、別名“美肌のスープ”とも呼ばれています。お店で味わえるメニューはプゴク一種のみですが、セットのキムチや薬味も店主の手作りで、本場の味が楽しめると人気を集めています。
お店は朝7:00から空いているので、朝ごはんにぴったり。韓国では二日酔いの酔いざましとして朝プゴクを飲む人も多いそうです。
ランチからおさんぽをはじめたい方は、銀座歌舞伎座のほど近くにある昭和レトロな喫茶店「YOU」がおすすめ。お客さんのほとんどが注文するというふんわりした楕円形のオムライスは、銀座の地で長年愛されている名物メニューです。
スプーンをいれるととろっと崩れる卵がゆるく固まったなめらかな触感。下のケチャップライスはベーコンと玉ねぎの甘みが感じられます。卵は1皿につき2個使用し、ホイップクリームを加えることでふわっと柔らかな口当たりに仕上げているんだとか。
「アートアクアリウム美術館 GINZA」では9月26日(火)まで「夏のアートアクアリウム展2023 ~銀座の金魚~」を開催中。館内最大級の作品「天空リウム」を含む新作水槽5作品を公開しています。合計19の作品エリア、約150基の様々な水槽が華々しく並び、約5000匹の金魚が泳ぐ、スケールアップした幻想的なアート空間が広がっています。厳しい残暑もつづくこの時期、涼しい館内で幻想的な空間を堪能してみませんか。
お次は、銀座のメイン通り・中央通りに店を構える「銀座 伊東屋 本店」へ。こちらは1904(明治37)年の創業以来、銀座で愛され続けている文房具の専門店です。大きな赤いクリップが目印の自社ビルは12階建てで、高級筆記具から事務用品、画材や直輸入のステイショナリーなど、幅広い商品が取りそろえられています。
限定はがきや便箋を購入し、その場で手紙を書いて投函できたり、オリジナルノートをオーダーできたり、さらにビル内で栽培された野菜を味わえるカフェレストランがあったりと、お楽しみが盛りだくさんです。手紙を書く場合は、カウンターで筆記具や手紙に華を添えるエンボッサー(型押し)なども無料で貸してもらえますよ。
「銀座 伊東屋」から徒歩2分、銀座一丁目の交差点からすぐの銀座の喧騒から少し離れた建物内にある「銀座メゾン アンリ・シャルパンティエ」でカフェタイム。こちらはパリのアパルトマンを模してつくられたんだそう。
アンリ・シャルパンティエのサロンは全国で3店舗。芦屋本店、酒蔵通り店(兵庫県西宮市)、銀座メゾン店があり、その中でも銀座メゾン店でしか食べられないというのがナポレオンパイです。サクサク食感のパイにはさまれたコアントローの香り漂うカスタードクリームと、いちごの酸味がたまりません。
この時期ならではの味覚を味わいたい方は、銀座 並木通りに位置するライフスタイル ホテル「ハイアット セントリック 銀座 東京」で開催中の「芋 栗 新米!秋のまんぷくアフタヌーンティー」がおすすめ。2023年9月1日~9月30日/11月1日~11月30日の期間、実りの季節にぴったりな、秋を彩るスイーツが楽しめます。
芋や和栗、新米をはじめ、林檎やマスカットなど旬のフルーツを贅沢に使用したスイーツが味わえるほか、アフタヌーンティーには珍しいおにぎりと具沢山の味噌スープも登場。日本の秋の食卓を感じられる、満足感たっぷりなアフタヌーンティータイムを楽しめますよ。
銀座一丁目から「ハイアット セントリック 銀座 東京」方面へ向かう途中、お時間があればぜひ、松屋銀座内にある蜂蜜ブランド「ラベイユ」で9月30日まで開催中の「新蜜フェア」に足を運んでみて。
各地から届いた「青森 りんご」「和歌山 有田みかん」「和歌山 はぜの木」のはちみつや、東京高尾の「東京 桜と春の花」はちみつなど、今年採れたばかりのはちみつが登場しています。「銀座のはちみつ」は、松屋銀座限定品ですよ。
2023年5月19日にオープンしたばかりの、ラワーおはぎ専門店「Oh‼︎huggy!」で、四季を愉しむかわいらしいフラワーおはぎをおみやげにいかがですか?
店名の「Oh!!huggy!」(オーハギー)は、「抱きしめる」という意味で、“おはぎ”の発音と似ていることから名付けられたそう。「フラワーおはぎ」とはお花の形に絞った餡子を、おはぎの上に飾ったもの。バラや椿、カーネーションなど季節の花を餡子で表現した美しいおはぎを、月替わりで提供していますよ。
おみやげを買ったら、また少し街を散策。銀座七丁目交差点にほど近い路地裏に、小さな神社があります。朱色ののぼりを目当てにビルの隙間を抜け、路地を進んでいくと小さな社が。知らなければ素通りしてしまいそうなこちらの「豊岩稲荷神社」、実は知る人ぞ知る人気のパワースポット。江戸時代初期からこの地に鎮座し、昭和には歌舞伎役者の市川羽座衛門をはじめ、多くの芸能関係者が参拝に訪れたといいます。特に縁結びにご利益があるといわれ、恋愛成就を願う女性たちが足繁く通うそうです。
豊岩稲荷神社のご祭神は稲荷神(倉稲魂命(うかのみたまのみこと))。神社の社には稲荷神の使いとされる狐たちが鎮座しています。通常は扉が閉じられているそうで、祭礼の時などに開放されるそう。二体の間にはきちんと賽銭箱も置かれ、像のかたわらには小さな祭壇があり、お神酒が備えられています。周囲はとても静かで、心が落ち着く雰囲気。ここが銀座であることを忘れてしまいます。同じビルの地下一階に社務所があり、こちらではご朱印やお守りなどを授与しています。気になる人は声をかけてみて。
天井一面に映し出された星空と、空中で幻想的に光る無数のランプ。銀座のビルに入る「and people ginza」は、幻想的な雰囲気が人気のレストランです。色や形もさまざまなソファや、タイルがはめ込まれたテーブルなど、どこか異国情緒のあるインテリアと相まって、非日常的な空間が広がります。うっとりと店内を眺めながら食事ができるドラマティックなレストランで、ゆったりとしたディナータイムを過ごしましょう。
銀座さんぽの締めくくりは、約3000冊にものぼる様々なジャンルの書籍が壁際の書架を埋めつくす「Bar 十誡」へ。静かで落ち着いた雰囲気のカフェは“秘密の地下図書館”とも呼ばれ、好きな本を手にしながら文豪やその書籍にちなんだドリンクがいただけます。
壁際の本棚には太宰治や川端康成などの日本を代表する文豪の書籍をはじめミステリーやコアな芸術書、写真集、絵本、泉鏡花の全集などありとあらゆるジャンルの書籍が並びます。アンティークのソファーにゆったりと身をゆだねて好きな本を手に過ごせますよ。
文豪をイメージしたカクテルやノンアルコールのモクテルが、このバーカウンターからたくさん誕生しています。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をイメージしたバタフライピーの青色があざやかなモクテルをはじめ、梶井基次郎の代表作「檸檬」のモクテルは紅茶を炭酸で割りレモンの輪切りをグラスの内側にたっぷりはりつけるなど、オリジナリティーや遊び心もいっぱいです。
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いかがでしたか?今回は、おしゃれな街・銀座で、夏のおわりから秋口にかけて訪れたい、おすすめコースをご紹介しました。最新の営業時間やメニューは公式サイトで事前にご確認のうえ、おでかけくださいね。

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