兵庫県と徳島県をつなぐ瀬戸内海に浮かぶ淡路島は、古くから自然豊かな食の宝庫であり、その北部に位置するのがこちらの「淡路ハイウェイオアシス」だ。
2023年10月にリニューアルしたお土産ショップには、約1,200点もの商品数を誇り、地元素材を使ったこだわりのオリジナル商品がずらり。
淡路島グルメを語るのに欠かせない淡路島玉ねぎを使った商品は、旨み溢れる爆売れのスープや万能なドレッシング、手軽に使えるパスタソースなど種類豊富かつ人気も高い。
2024年1月には和三盆ロールや玉子焼きカステラといった新スイーツも登場し、こちらも必見だ。
地元のおいしいものを集めた淡路ハイウェイオアシスは、神戸淡路鳴門自動車道の淡路SA（上・下）に直結しているほか、一般道からも訪れることができる。
淡路ハイウェイオアシス
電話番号 0799-72-0220
http://awajishimahighwayoasis.com/
2024年1月に販売を開始した、淡路島産卵を使用した新作オリジナルスイーツ。
自社のパティシエが手づくりしたカステラは、焼き上げた後に瞬間冷凍することで、長くそのおいしさを楽しむことを可能にしている。
“玉子焼き”の名の通り、卵のもつコク深い味わいや、やさしい甘さが広がり、しっとりとした口当たりが特徴。
冷蔵庫で解凍後ひんやりとした状態で食べるのはもちろん、電子レンジで温めれば卵の風味が一段と濃く感じられふわふわ感も増すのでこちらもお試しを。
表面には淡路島の形が焼き入れられており、ここならではのお土産を探している人にピッタリなアイテムだ。
こちらも「玉子焼きカステラ」と同じく2024年1月に販売をスタートしたロールケーキで、淡路ハイウェイオアシスの渾身の一品。
クリームには徳島県や香川県の名産品として有名な高級砂糖・和三盆糖を使用しており、ミルキーで飽きがこない、まろやかな甘みが広がる。
特有の弾力をもつ生地も印象的で、一口食べればそのおいしさに驚くはず。
淡路ハイウェイオアシスの名物、蛇口からスープが出る“淡路タマネギスープスタンド”でも飲むことができ、累計販売総数7,000万食を誇る超人気商品。
コンソメ風味のスープは淡路島産玉ねぎを100％使用し、時間をかけてゆっくりとコクと旨みを引き出している。
さらに、付属のフライドオニオンをパラリと後がけすれば、玉ねぎの甘みがより際立ち、インスタントとは思えないほどのクオリティに。
そのままスープとしてはもちろん、調味料としてあらゆる料理の隠し味にも活躍する。
生きた酵母の味わいを堪能できるご当地クラフトビールシリーズ。
寄せて引く波、川のせせらぎなど淡路島の自然が奏でるさまざまな音色を、ビール酵母を発酵させる際に聞かせるアイランド製法でつくられているのが特徴。
喉ごしスッキリで飲みやすく、どんな料理とも合う「ピルスナー」と、フレンチやイタリアンとの相性がよくコクが深い「アルト」は世界5大ビール大会の1つインターナショナル・ビアカップでの受賞歴も。
キリッとシャープな「レッドエール」、華やかな香りの「ペールエール」、香ばしい苦味が広がる「IPA」、清涼感がありやわらかな飲み心地の「ヴァイツェン」、そしてアレンユーレカレモンを使用した女性人気が高い「島レモン」と個性豊か。
飲み比べてそれぞれの飲み心地を楽しみながら自分好みの味を探してみては。
チーズ部分はふわっと軽く、土台はサックリとした、ベイクドチーズケーキ。
ひょうご推奨ブランドに認証されている、120年もの歴史をもつロングセラー牛乳「淡路島牛乳」とフランス産キリのクリームチーズをベースに、レモンジュースなどを加えてつくられている。
シンプルながらも飽きの来ない味わいは素材の質のよさを感じさせ、老若男女問わず好まれること間違いなし。
青竹に上質な魚のすり身を巻き付けて焼き上げたちくわ。
かつては淡路フェリーの船内で販売され人気となり、今なおファンが多いベストセラー商品。
一般的には珍しい竹巻きのちくわだが、淡路島ではおやつに、ビールや日本酒などのお供にと欠かせない一品なのだとか。
両端にはみ出した竹を持ってかぶりつくと、肉厚でしっかりとした弾力、焼き目の香ばしさ、凝縮した魚の旨みが広がる。
幅広い世代に愛され続ける地元の味をお土産にいかが。
収穫後に自然風でゆっくりと乾燥させ、甘みを引き出している淡路島産玉ねぎを100％使用したワンランク上のドレッシング。
ソテーオニオン、フライドオニオン、粉末オニオンスープなどを合わせ、玉ねぎの甘みが染み出し、まろやかな酸味が食欲をそそる、醤油ベースの和風仕立て。
クセもなく万能なのでサラダはもちろん、肉料理や魚料理のソース、麺類のつけダレなどにも使えて便利。
この味わいに魅了され、まとめ買いする人やリピーターも多く、大容量のペットボトルタイプも販売されている。
淡路島産のこだわり素材も使用し、2020年には兵庫県ならではの逸品として、五つ星ひょうごにも選定されたレモンスカッシュ。
レモンは、淡路島で創業65年を超えるレモン農家、平岡農園で育てられており、ノーワックス、防腐剤不使用。味わいを引き締める藻塩は鳴門海峡の海水を用いているのだとか。
甘酸っぱく、ほどよい塩味が広がるさわやかな飲み心地で、暑い日のビタミン、塩分補給にもうってつけだ。
自社農園産で育てた、甘み、酸味のバランスが良いサンロードという品種のトマトや淡路島産のたまねぎを使用したパスタソースは、2023年4月にリニューアル。
素材のそのもののよさを生かすため、化学調味料、着色料、香料など添加物は極力使用せず、保存料は不使用。
「たっぷりたまねぎパスタソース」は、フレッシュなトマトの甘みと酸味が効いており、「たっぷりたまねぎアラビアータ」は、ピリッとした辛味がアクセントになっている。どちらも食感の残る、ざっくりとカットされた玉ねぎの存在感も抜群だ。
かけるだけ、和えるだけでワンランク上のパスタが簡単に出来上がり、ちょっとこだわりたいランチに、友人が集まるパーティーにも活躍しそう。
1930年に淡路島で創業した長手長栄堂は地元特産品を生かした菓子を手がけるお店。
「あわじオレンジスティック」は第22回全国菓子博 名誉総裁賞受賞、五つ星ひょうご選定商品でもあり、長手長栄堂で人気NO.1を誇る。
収穫量が少なく幻のみかんと呼ばれる鳴門オレンジの皮を砂糖漬けにし、職人によって一本ずつ丁寧にベルギー産チョコレートで包んだ商品だ。
鼻から抜ける柑橘の香りとビターなチョコレートの甘さが互いの存在感を引き立て合っており、余韻も長く楽しめる。
文＝Five Star Corporation
撮影＝釜谷洋史
