サイト内
ウェブ

海野和男のデジタル昆虫記

マクロレンズのボケ味

マクロレンズのボケ味
2012年12月09日

 写真は夏に撮ったハナアブ。オリンパスPEN用の60mmマクロレンズのボケ味を見るために開放で撮影したものだ。
 ボケは近接撮影になるほど大きくなる。だから、マクロ撮影では。そもそも良くぼける。かっては。シャープなレンズでもカリッとしたレンズは2線ボケといって、背景のボケがあまり美しくないレンズが普通だった。マクロは絞って撮るのが当たり前の世界で、絞って良いレンズがマクロレンズであった。
 ところが最近のマクロレンズは絞りをあけた時のボケが美しいものが多い。オリンパスの60mmマクロは開放の描写が素晴らしく良いが、これくらい引いてもボケ味は大変よいと思う。この大きさに撮るには何もマクロレンズを使う必要はないのだが,マクロレンズの良いところは、引いても撮れるし、等倍まで大写しができるところだ。
 フイルム時代のマクロレンズはカリッとしたシャープ感が魅力だったが、デジタル専用のマクロレンズは芯があるが、柔らかな描写をする。絞って使うには昔のレンズは優れているが、開放での描写はやはり最新レンズが優れているように思う。ただし、F11以上に絞ると最近のマクロは画質が落ちるものが多いように思う。

関連タグ
小諸周辺
旧北区
前日
翌日

お知らせ

NEW

単行本

連載

◎過去の小諸日記

海野和男写真事務所へのご連絡、小諸日記へのご意見

プロフィールページのアドレスへ

掲載情報の著作権は海野和男写真事務所に帰属します。
Copyright(C) 2024 UNNO PHOTO OFFICE All Rights Reserved.

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。