昨日の金環日食の写真は,いつも撮影しているクルミの木の下で撮った。
クルミの木と日食の太陽を撮影できないかと試みたが、これはちょっと難しかった。Dライティングを最大に効かせて、撮影し、さらに暗部を持ち上げても,こんな写真にしかならなかった。かろうじて、何とか中心部が暗い太陽が見えるかなという程度。
小諸が良く晴れていたことも,こうした写真を撮るのには不向きだ。適当に薄い雲があったりすれば,風景と共にとっても面白いのだと思う。
金環日食の時間帯は,もっと暗くなるのかと思ったが、皆既日食と比べて,ずいぶん明るい感じがする。金環日食の10分後ぐらいのクルミの木の写真を撮ったが、普段の朝とあまり変わりがない。小鳥たちも,金環日食の20分ぐらい前に,少し騒いでいたが,その後はおとなしくなってしまった。
この天体ショー、いったい何人ぐらいが見たのだろうか、小諸では、アトリエからこのクルミの木まで15分ぐらいの間で、空を見ている人には出会わなかった。外に出なくてもも、たいていの家で、窓から観察が可能であるだろう。
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