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海野和男のデジタル昆虫記

凍り付いた枝

凍り付いた枝
2010年10月29日

 昨日は一日雨。朝に期待した霧氷は気温が上がってしまい出なかった。一昨日の夜中の12時頃には0度ぐらいまで気温が下がったが、朝は4度ぐらいもあった。
 山は雪だろうかと、午後に湯ノ丸から高峰方面に行ってみた。湯の丸高原では木々が白くなっていたが雪ではなく氷だった。雨が降っていて、上空の気温より地表近くの気温の方が低かったのだ。木々の枝に氷が付いて美しかった。
 D7000がようやく発売になった。カメラマンをやっていれば発売前に手に入るでしょうと言われることがよくあるけれど、そういうケースは極めて希である。
 カタログの撮影や雑誌のレポートでベータ版が廻ってくることはあっても、それはその仕事のためだけに短期使うだけであり、通常入手可能になるのは発売日である。発売日に手に入れようと思ったら、一番確実なのは大型量販店やキタムラなどに発表と同時に注文を入れることだ。
 実際、カメラが国内製でないものが多くなった現在、商品が数がそろって国内に入ってくるのは発売日の間近であるようだ。昨日使ったD7000はある雑誌の記事を書くために借りたものだが、それが使えるようになったのは一昨日、発売のわずか2日前だ。そして多分明日には注文したしたD7000が手に入る。それまで待てばよいようなものだが、雑誌の記事は締めきり間際だから一日でも早く使う必要がある。実際一昨日は天気が良くはかどったが、昨日は使えるカットは0であった。
 D7000は高感度特性が非常によい。ビデオもFHDだ。あらゆるシーンでD300Sを凌駕しているようにも思える。1600万画素のセンサーもよさそうだ。高感度と高画素は大歓迎。今まで高画素は1000万もあればよいと思っていたのだが、昆虫顔面図鑑世界編の追加撮影をしていると、さらなる高画素がよいなと思った。縦位置でノートリなら800万画素もあれば十分なのだが、どうしても縦位置で撮りにくい被写体もある。そうした場合にトリミング前提で構図を決めて撮りたいのである。
D7000 28−300

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