コンパクトデジカメと一眼レフ、それぞれ良い点がある。
昆虫写真のように、接写になるとピントの合う範囲が狭くなるので、より被写界深度の深いコンパクトデジカメは、一眼レフと比べれば失敗の少ないカメラだ。反面、ピントのあった部分以外をぼかして撮りたい、という場合にはコンパクトデジカメではピントの合う範囲が深すぎてうまくいかない。
だからコンパクトデジカメではそのピントの深さを活かした写真を撮るのがよいと思う。コンパクトデジカメでの昆虫写真はピントがより深い広角域のみを使用して撮ると、一眼レフではとれないような写真が撮れる。虫を大きく写して、なおかつこのアオスジアゲハの写真のように、どこで撮影したかがわかるような環境描写を積極的に利用したい。
これはデータをみるとカプリオR4での撮影だから大分前の写真なのだが、みただけで、どこの公園で撮影したかがわかるのだ。
今年は6月にデジタル一眼レフでネイチャープォトを撮るカラー新書を、7月に昆虫観察のカラー新書が出版される予定だ。
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10年前の今日 5年前の今日
4月6日夜10時50分、NHK教育視点論点に出演予定。「蝶の道」
4月3日、4月10日はいからCHANNEL「はいから万歳」
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