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【末期がんに苦しみ天国へ旅立つシングルマザー】娘の親権はどうなる?家族が抱える葛藤&必死な気持ちに共感【作者インタビュー】

  • 2024年4月28日
  • Walkerplus

幼少期から絵を描くことが大好きで、漫画家として活動中のアヤさん。現在は看護師・看護学生向けの総合WEBメディア「ナース専科」にて看護師のエピソードを基にした漫画を連載している。今回は命の大切さをテーマにした2作品を紹介するとともに、著者に子育て中の母親が末期がんになってしまう状況についても伺った。



■末期がんで天国へと旅立ったシングルマザー
末期がんでシングルマザーのBさんには5歳の一人娘がいる。定期的な面会はなく、実母がたまに娘を連れて来ていたという。普段から看護師に明るく接していたBさんだが、病状はどんどん悪化。家族との面会も次第に途絶えて、遂に帰らぬ人となってしまう。

お葬式に参列した看護師は、そこで必死に孫を世話するBさんの母親の姿を目にする。我が娘に付き添ってあげたい気持ち、孫を育てなければという必死な気持ちなどいろんな葛藤があったのだと、改めて気付かされるのであった…。



プライベートでは母親の一面を持つアヤさん。子育て中の母親が末期がんになる状況について聞くと、「『自分だったら…』と少し考えるだけで、呼吸が乱れるほどの悲しみと不安に掻き立てられてしまいます。万一そのような現実を突きつけられることがあったら、そのときは子どもの未来に向けて、今自分ができることを限られた時間の中でやり切りたいなと切に思います」と話してくれた。

■97歳の患者が看護師に与えてくれた夢
97歳の女性患者Aさんを担当することになった看護師。Aさんは孫の成人式で撮影した写真を見せてくれ、自分が孫の着物を着付けしたことをうれしそうに話す。そんなAさんだが、家族が遠くに住んでいることもあり、頻繁に面会へ訪れることはなかったという。

その後Aさんは帰らぬ人となるも、Aさんの素敵な笑顔が忘れられない主人公。患者と家族の間の空白を埋めるような看護がしたいと考え始め、主人公は新たな夢に挑戦していくのであった。



今回は命の大切さをテーマにした2作品を紹介した。「ナース専科」にて連載している漫画は、実際に看護師から募集したエピソードばかりだ。ほかの作品も掲載されているので、興味がある方は読んでほしい!


取材協力:アヤ(@aokitajimaru)

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