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海野和男のデジタル昆虫記

ホソアシナガバチの種名

ホソアシナガバチの種名
2005年09月02日

 人を刺しに室内に入ってくるアブをたたきつぶすとベランダに投げる。すると今日はホソアシナガバチがやってきて、肉団子にして持って行った。ネットで調べるとヒメホソアシナガバチという種なのだろうか。
 庭の近辺にいるホソアシナガバチは2種なのか3種なのか何種いるのかが全く僕には分からない。巣の形が2種類はあるのは分かるし、ハチの大きさや模様も少し違うものがいる。
 今日のは模様がはっきりして小型の種類だ。実は数日前に小諸日記の読者からトウヨウホソアシナガバチは小諸日記のどこにありますかとのアンケートメールを頂いた。それで気になって昔の日記を見てみたのだが、トウヨウと書いてあったり、なかったりと、かなりいい加減であった。だいたい今日のヒメホソアシナガバチはもしかしたらトウヨウホソアシナガバチの別名なのかも知れないのだが、それすら僕の手元の古い図鑑ではわからない。
 小諸日記は虫の名前もできるだけ正確にとは思っているけれど、あくまでも一般の昆虫や自然愛好家に、少しでも虫や自然、そして写真を撮る面白さを知ってもらおうと言うのが趣旨だ。時間にも限りがあるので、調べないと名前が分からない種の場合や、分かっていても特に名前が重要と思わない内容の時は、単にアシナガバチとか、ホソアシナガバチとかと一般名を書いている。他の虫でもそれは同じである。
 そのあたりをご理解いただきたい。また名前がちゃんと分かった方がいいのに、間違っていたりしたときはアンケートメールでお知らせ願えるとありがたいと思う。
 
デジタルフォト9月号は単焦点レンズで2ページ、撮り人道中記4ページ、自然ワンダーランドは「夕立の頃に」4ページ。書店でお買い求めください。

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