アトリエの庭を珍しくアカヤマアリが歩いていた。気がつくと、同じ方向からアカヤマアリが次々とやってくる。その中には繭や幼虫をくわえているものが何匹かいる。どうやらクロヤマアリの巣から奪ってきたところのようだ。奴隷狩りというとサムライアリが有名だが、このアカヤマアリも同じようにクロヤマアリの巣を襲って幼虫や蛹を自らの巣に持ち帰りかえった成虫に仕事をさせる。
何となく道はできているが、林を抜けた先にあるらしい巣がどこだか結局わからなかった。それでも少なくとも50メートル以上も離れたクロヤマアリの巣を狩っていることはわかった。
◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集(小諸日記のクラカメ版)で、自信作です。ハードカバー208頁A4の大型本で、見かけも立派です。クラカメ図鑑としても使えます(こちらはデジカメで撮影)。写真はデータ付きです。本屋さんでは入手が難しそうなのでホームページで直販することにしました。
こちらをご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。
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