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海野和男のデジタル昆虫記

ミツバチの王台づくり

ミツバチの王台づくり
2003年07月16日

飼育中のミツバチの巣で王台が作られた。王台とは女王を育成するための特別の巣部屋。働きバチは女王になる幼虫を選ぶと巣部屋を大型化し、王台を作る。そしてここに女王育成のための特別の食べ物、ロイヤルゼリーが蓄えられる。
 この王台は半人工的に作らせた。といっても手順は簡単なもので、巣箱から女王を取り除くと、働きバチは女王を補うため、ただちに女王育成をはじめるのだ。こうして出きあがった王台は一般に変成王台と呼ばれている。ロイヤルゼリーを生産するための養蜂の技術だが、ここでの目的はもちろん女王誕生の撮影のためだ。

◎「海野和男とクラシックカメラ」
2001年から2002年にかけて最も力を注いだ本です。クラカメで撮影した小諸の自然や昆虫の写真集(小諸日記のクラカメ版)で、自信作です。ハードカバー208頁A4の大型本で、見かけも立派です。クラカメ図鑑としても使えます(こちらはデジカメで撮影)。写真はデータ付きです。本屋さんでは入手が難しそうなのでホームページで直販することにしました。
こちらをご覧下さい。お買い求め頂ければ嬉しいです。

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