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第11回 「サイエンスリテラシーから見たエコとエネ」古田ゆかり 氏

  • 2012年12月25日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ
ワールドカフェ:
問1
あなたがサイエンスリテラシーがもっとあればと思うのは、どんな時ですか?
あなたがサイエンスリテラシーがもっとあればと思うのは、どんな時ですか?

買い物をする時に感じるという声が多くありました。

「パッケージに書かれていることを見て、本当にこれでいいのかと疑問に感じることがあるのですが、それを検証する程の知識がないので、ついその時の気分で買う物を決めてしまうことが多いです。サイエンスリテラシーがあればより賢い選択が出来るのだろうなと思います」

「古田さんの話を聞いて、自分が普段イメージ先行で購買判断をしていることに改めて気づかされました。値段が安いとかいうことなら客観的に判断できるのですが、本当に効果があるのか、得なのかということについては、宣伝されていること以上に深く考えることはあまりなかったので、情報を鵜呑みにしていることが多かったなと思いました」

「薬を買う時です。体に影響があることなので、危険がないのか、本当に効くのかなど理解した上で買いたいと思うのですが、実際には自分ではまったくわかっていないのが現状です」

「最近はエコという言葉がついている商品がたくさん出回っていますが、あれはエコという名のマーケティングなのではないかと考えることが多いです。エコ商品を買えば本当にエコなのか、買わないでおいた方がエコなんじゃないか。もしもその商品を買った場合、廃棄処分されるものは環境に負荷を与えないのか。そういうことをしっかり考えないと本当にエコなのかどうかは判断ができないですよね。そういうところでもリテラシーが必要なのだと思います」

それぞれの意見を自由に表明していきます
それぞれの意見を自由に表明していきます
それぞれの意見を自由に表明していきます

生活のあらゆる面で感じるという声もありました。

「リテラシーが必要なのは生活のあらゆる面で言えることだなと思います。100%正しいとか良いというものが見つかる訳ではないかもしれませんが、自分が納得して判断できるようになるのではないかと思いました」

社会に溢れている言葉の受けとめ方から、自分のリテラシーを考えさせられたという意見もありました。

「スマートハウスとかオール電化という言葉がついていると環境に良いことだとつい考えられていると思いますが、本当にそうなのかは使ってみないと分からない、使う人次第というところもあると思います。自分の判断基準を持つことが大切だと思いました」

「商品やサービスを販売する側の伝え方にも責任があると思います。買って欲しいという気持ちからいい点だけをアピールするのではなく、効果や危険性についても、専門的な背景も含めて誰にでも分かりやすく伝える努力をする責任があるはずです」

ゲストの古田さんも対話に参加
ゲストの古田さんも対話に参加
ゲストの古田さんも対話に参加

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