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第11回 「サイエンスリテラシーから見たエコとエネ」古田ゆかり 氏

  • 2012年12月25日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ
エコロジーとエネルギーの関係を考える
〜J-POWER秘書広報部 藤木勇光〜
J-POWER 藤木審議役
J-POWER 藤木審議役

「J-POWER(電源開発株式会社)は、戦後急速に増えた電力需要に応えるために国策として作られ、2004年に民営化し、今年で創立60周年を迎えました。私たちは北海道から沖縄まで全国に発電所を持ち、日本で使われる電力の約6%を発電する国内最大の卸電気事業者として、エコロジーとエネルギーという皆さんの暮らしに密着する大切なことに関わっています。「エコ×エネ体験プロジェクト」は企業理念である「エネルギーと環境の共生」について皆さんと共に考える場でもあります。今回はプロジェクトのひとつである「エコ×エネ・カフェ」に、開催11回目にして初めて女性のゲストをお迎えすることになりました。「サイエンスリテラシーからみたエコとエネ」をテーマに、環境やエネルギーについて、世の中にいろいろな情報がある中でそれをどういう形で取捨選択するのかということを、皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。私たちが心豊かに暮らすためには生活を支えるエネルギーも大切だし自然環境も大切です。この「エコ×エネ・カフェ」を、皆さんで気軽に真面目に話し合い、その両者のつながりやバランスの在り方を考えていくための場所にしていけたらと思っています。

第11回エコ×エネ・カフェ
「サイエンスリテラシーから見たエコとエネ」

私たちは多種多様なサイエンス情報から、自分にとって必要かつ正しい情報をどのように取得・活用していけば良いのでしょうか。今回は生活者の視点から科学技術を考える「リビング・サイエンス」の考え方を発案・提唱し、これをもとに科学館などで科学と社会の学びを創造する自主グループ「サイエンスカクテル」を主宰している古田ゆかりさんをゲストに迎え、私たちが日常のあらゆる生活場面で必要としている「サイエンスリテラシー」の視点から「エコロジー」と「エネルギー」について学びを深めていきます。

ゲスト講師:古田 ゆかり氏 ゲスト講師:古田 ゆかり氏
シンクタンクでの科学ニュース担当記者、食とエコロジーの生活情報誌編集部を経て、1991年よりフリーランスのライター・エディターとして活動。環境、科学と社会・生活、サイエンス・リテラシーなどを主なテーマとし、生活情報誌、科学学習雑誌、単行本などの企画・制作・執筆、環境ミュージアムの企画などに携わる。生活者の視点から科学技術を考える「リビング・サイエンス」の考え方を発案、提唱し、これをもとに科学館等における科学と社会の学びを創造する自主グループ、サイエンスカクテルを主宰。北海道大学 高等教育推進機構 科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)特任准教授。


「サイエンスリテラシーから見たエコとエネ」

「さて、4年目11回目にして初めての女性ゲストをお迎えしてのエコ×エネ・カフェを開催します。今日はサイエンスリテラシーということをテーマに、皆さんと対話を通じてエコロジーやエネルギーに関する考えを深めていきたいと思います」。今回もBe Nature Schoolの森さんのファシリテーションでカフェが進行していきます。今回のテーマは「サイエンスリテラシーから見た、エコとエネ」。参加者の中には前回のエコ×エネ・カフェの参加者も数名いますが、初めて参加するという人たちが多いようです。さまざまなバックグラウンドを持った人たちが自由に発言し意見を交わすこのカフェの場で、今回はどのような気づきや学びが生まれるのでしょうか。

ファシリテーターの森さん
ファシリテーターの森さん

先ずはウォーミングアップの時間です。今回は二つの問いに答えていただきます。

問1:「あなたはサイエンスリテラシーがあると思いますか?」

 1:まあまあある
 2:多少はあるかも
 3:あまりない
 4:まったくない

この問いに関しては2番と3番と答えた人がそれぞれ45%ほど。1の「まあまあある」と答えきれないところが、日本人らしい気質でしょうか。

問2:「ところで、リテラシーってどんな意味?」

 1:正しい知識のあること
 2:判断力を持っていること
 3:読み書き能力のこと

これについては、2と答えた人が全体の2/3ほどで、次に3と答えた人が多くいました。

問いに答える参加者の皆さん
問いに答える参加者の皆さん
問いに答える参加者の皆さん

問2の正解は後ほどゲストの古田さんから明かしていただくということで、いよいよゲストトークのスタートです。


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