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「モニタリングサイト1000」 Q&A解説

読み:
もにたりんぐさいとせん
英名:
Monitoring Sites 1000
  • Q: モニタリングサイト1000調査を行っているのは?
    「モニタリングサイト1000」の調査を実際に行っているのは、どんな団体なのだろうか。

    A: 「モニタリングサイト1000」の調査は、環境省生物多様性にかかわる研究者や地域の専門家、NPOなどとネットワークを構築して、協力と連携のもとに実施している。2013年度調査についての類型別の請負団体は以下のとおり。
     (1)高山帯、森林・草原及びサンゴ礁:(一財)自然環境研究センター
     (2)里地里山:(公財)日本自然保護協会
     (3)湖沼・湿地及び磯・干潟・アマモ場・藻場:NPO法人日本国際湿地保全連合
     (4)ガンカモ類及びシギ・チドリ類:NPO法人バードリサーチ
     (5)海鳥:(公財)山階鳥類研究所
     (6)ウミガメ:NPO法人日本ウミガメ協議会

  • Q: モニタリングサイト1000で何がわかるの?
    「モニタリングサイト1000」によって、生態系のどのような変化が見えてくるのだろうか。

    A: 「モニタリングサイト1000」は、生態系を長期的かつ継続的に観測して得られたデータを分析することで、自然環境の変遷を把握して保全対策につなげることを目的としている。たとえば、2014年3月に公表された「シギ・チドリ類調査 秋期調査結果」からは、渡り鳥であるシギやチドリの総数や、種ごとの増減などが明らかになった。なかでもトウネンの飛来数は前年度より約6割減少し、秋に見られることの多い絶滅危惧1A類のヘラシギは確認されなかった。その一方で、ダイシャクシギやホウロクシギは有明海などで増加が確認された。

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