- 読み:
- せいぶつたようせい
- 英名:
- Biological Diversity
遺伝子レベル、種レベル、生態系レベルのそれぞれで生物がもつ多様さの総称。生物は、同じ種でもすんでいるところや個体間で形態や遺伝的に違いがある。大気、海や川、土壌などさまざまな環境に適応して多様な生物種が存在し、生態系を形成しているのだ。生物多様性は地球サミットでもその重要性が確認され、1992年に生物多様性条約ができた。日本も同条約を締結して生物多様性国家戦略をつくった。また、2010年10月には愛知県で同条約の第10回締約国会議(COP10)が開催された。