
思うように会社を辞められず、退職することさえ諦めたくなるねこくん… / 画像提供:あおいし(@ao144444)
離席の同僚に「さよなら」は言わない。なぜなら数時間後にまた会えるからだ。連日の残業は当たり前。昼飯は片手で食べられるラップ飯で、時折賞味期限が切れたパンを食べることもある。そんな社畜真っ只中の残業ねこが、勤続15年の溜まりに溜まった怒りを爆発!「こんな会社やめてやる」と退職に至るまでを描いたあおいしさん(@ao144444)の実録漫画「残業ねこ」をお届けしよう。
退職に至るまでの道のりは長く、転職先が見つかってからも会社の足止めが激しく心身ともに疲労した体験談も聞いた。
■社畜真っ只中から退職に至るまでの道のりを描く
今日も残業。連日の残業続きでお疲れのねこ / 画像提供:あおいし(@ao144444)
今日もお疲れのご褒美は、ストロング缶 / 画像提供:あおいし(@ao144444)
残業ねこの「ごほうびめし」は半額で売られていたお寿司! / 画像提供:あおいし(@ao144444)
連日の残業が当たり前のねこくんの職場。残業100時間を超えても、手取りは数十万…。そんなある日、ねこくんは「転職してぇ」と思い立つ。休日と仕事終わりを勉強の時間にあて、なんとかファイナンシャルプランナーの資格を取得した。
ファイナンシャルプランナーの資格を取ろうと思った理由について、作者のあおいしさんは「給料の安い現状に不安になり、自分の将来のライフプランの設計をするためにも、イチからお金の勉強をしようと思いました。その際に、どうせ勉強するなら資格がほしいと思い、幅広くお金の知識を学べるFP(ファイナンシャルプランナー)資格を選びました」と話す。転職した結果、ファイナンシャルプランナーの業務とは異なる職についたあおいしさん。しかし「勉強して得たお金の知識は、仕事でもプライベートでも、とても役に立っています。資格を取ったということが自分の中で自信となり、それが転職のきっかけにもなりました」と資格を取ったことについて満足な様子だ。
転職先が見つかるも簡単には職場を辞められなかった。退職するまでは他の社員の目もあり、辛い日々を過ごした。あおいしさんは「円満退社はよほどな理由がない限り難しいと思います。周りのことは気にせず、辞めるときは、気持ちを切り替えて行動した方がいいです」と当時を振り返る。退職までの道のりは思った以上に長いようだ。これから退職を考えている人もそうでない人も、あおいしさんの体験談をぜひ読んでほしい。
取材協力:あおいし(@ao144444)
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