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「生物多様性」 Q&A解説

読み:
せいぶつたようせい
英名:
Biological Diversity
  • Q: 生物多様性の3つのとらえ方とは?
    健全な自然が保たれるために必要な生物多様性の3つのとらえ方とはどのようなものだろうか。

    A: 生物は、同じ種であっても、生息・生育する地域や、個体間で形態や遺伝的に違いがある。そして大気・水・土壌などさまざまな環境に適応して多様な生物種が存在し、海洋、森林、湖沼などいろいろな生態系を形成している。こうした生物の多様さを総称して生物多様性と呼ぶ。生物多様性には大きく、1) 種の多様性、2) 種内の多様性、3) 生態系の多様性の3つのとらえ方があり、健全な自然が保たれるためにはそのどれもが保たれなければならない。1992年にブラジルのリオデジャネイロで開催された国連環境開発会議(地球サミット)で採択された生物多様性条約は、生物多様性を、「すべての生物の間の変異性をいうものとし、種内の多様性、種間の多様性及び生態系の多様性を含む」と定義している。

  • Q: 生物多様性の危機とは?
    生物多様性の危機の原因や結果とはどのようなものだろうか。

    A: 地球上では、たくさんの種が絶滅している。長い歴史の中で、地球上に出現した生物の9割以上が絶滅したと言われており、1975年から2000年の間だけで、毎年4万種が絶滅したとも推測されている。その原因のほとんどは人間の活動にあり、人間による直接・間接の影響によって生物多様性の危機が引き起こされている。2007年に改訂された第3次生物多様性国家戦略では、生物多様性の危機に関する原因と結果を、次のように分析している。1) 人間の活動や開発が直接的にもたらした種の減少、絶滅、生態系の破壊、分断、劣化を通じた生息・生育空間の縮小、消失、2) 生活様式や産業構造の変化、人口減少など社会経済の変化に伴って自然に対する人間の働きかけが縮小撤退することによる里地里山などの環境の質の変化、種の減少や生息・生育状況の変化、3) 外来種など人為的に持ち込まれたものによる生態系のかく乱。

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