- 読み:
- せいたいけいとせいぶつたようせいのけいざいがく
- 英名:
- TEEB:The Economics of Ecosystems and Biodiversity
生態系の破壊や生物多様性の減少がもたらす経済的な損失や被害を定量的に評価する国際的な枠組みをつくるために、ドイツが中心となって作成している報告書。「生物多様性版スターン・レビュー」と呼ばれる。2008年に発表された中間報告では、生態系サービスがもたらすメリットに経済的な価値を見出すとともに、生物多様性の損失によるコストや保全費用を算定することの必要性が、豊富なデータや事例とともに示された。最終報告は、2010年に名古屋市で行われるCOP10の前に公表される。