「産前産後ケアハウス mamacocochi(ままここち) supported by NESCAFE」(土浦市中村南)が4月16日、オープンした。(つくば経済新聞)
妊娠中や授乳中でもカフェインを気にせず飲める飲料をそろえる
同施設は、茨城県出身・在住の助産師で「mamacocochi」社長の島田純子さん、副社長の佐藤美穂子さんが立ち上げた。昨年創業の「mamacocochi」では「孤立した育児をなくす」をビジョンに掲げ、妊娠中の女性や産後1年までの母親を主な対象に、産前産後ケアの提供や同じ子育てをする母親やその家族同士が集える場所を目指す。
コンセプトは「妊娠中の女性や産後のママにとって実家のような懐かしい存在となること」。ネスレ日本の広報事務局によると「心地よい空間を提供し、利用者が不安や悩みを気軽に話し合える場所となるよう環境づくりに配慮した」という。
ネスレ日本は同施設のビジョンに賛同し、妊産婦やその家族、友人の集う場となるカフェラウンジの設置を提案。施設では、カフェインを97%カットした「ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス」を中心とした飲料を提供する。
同施設では、市町村からの委託を受け産後ケア事業を行う。ネスレ日本の広報事務局によると、4月16日現在、近隣10市町村と委託契約を締結する予定という。事業内容は、0~1歳未満児の一時預かり、助産師による授乳相談、沐浴(もくよく)指導、乳房ケア、育児相談など。カフェラウンジ営業はフリードリンク(1時間=500円~)で行う。
営業時間は月曜~金曜=9時30分~17時(カフェラウンジは10時~16時)。土曜・日曜・祝日定休。