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海野和男のデジタル昆虫記

LEDライトガイドの効用

LEDライトガイドの効用
2014年05月22日

 TG-2とTG-3に使えるLEDライトガイド LG-1が発売される。このライトガイドは本体のLEDをリング状のアタッチメントに導くものだ。アタッチメントのリング状の部分の模様のようなものが光の拡散に重要なようで、オリンパスの顕微鏡などの照明装置の技術が使われているらしい。
 実際これを日中の屋外で使ってもほとんど効果はない。けれど暗い場所では効果抜群だということがようやくわかった。昨日、ベランダの灯りに飛来した虫を写して見た。コガネムシはベランダの灯りから1mぐらいのところにいたものだが、ライトガイドを使うと、ベランダの灯り(電球型蛍光灯)で影になる部分が明るく写った。室内や、夜の灯りの下での撮影には効果がある。付けっぱなしでも邪魔にならない。それほど高いものではないから、いつも付けておいてもよいかもしれない。ちなみにISOオートでライトガイド無しだとISO1600、ライトガイドありだとISO800〜1000だった。
  この方式で内蔵ストロボも使えればと思うが、集光レンズがあるから、熱でプラスティックがとけたりする危険があり、ストロボの光はカットされる仕組みになっているようだ。
 海野和男の昆虫撮影テクニック・増補改訂版は明日発売。前の版以降に発売されたカメラによる写真が満載。TG-3、E-M10、D7100、D800など最新機種による写真に、できるだけ多く差し替えた。深度合成についても詳しい。

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