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海野和男のデジタル昆虫記

キハダカノコ

キハダカノコ
2008年06月13日


 静岡の撮影旅行から東京へ戻った。小諸日記のファンの愛知県在住の方から、愛知まで脚を伸ばせば、ヒメヒカゲとウラナミジャノメが見られる環境を案内しますとのメールを頂いた。
 けれど今日は東京でインタビューなど忙しいので昨日中には戻らねばならなかった。今まで人に教えてもらって撮影に行くのは潔しとしなかったのだが、やはり地元のフィールドに詳しい方に案内していただいたり、撮影ポイントを教えてもらえば、どれだけ多くのものを見ることができるだろうかと、今回痛感したのである。ウラナミジャノメは10年前から3回目の挑戦でようやく見ることができた次第だ。
 さて今日の写真は先日静岡県で撮影した昼行性のガの交尾二題。
 草むらにはキハダカノコやカノコガがとても多かった。カノコガの仲間はちょっとハチのような色彩でよく目立つ。ハチに擬態するスカシバなどは飛び方もハチに似ていたりするが、カノコガの仲間はゆっくり飛んで、とてもハチには見えない。カノコガの仲間には恐らく毒があるのだと思う。ハチに似るというより、自らを目立たす色と模様と考えてよいと思う、
 小諸ではキハダカノコは少なく、日記を検索したら、まだ何と載せていなかった。今年は今までに載せていない昆虫をたくさん載せたいと思っている。今回の静岡撮影の旅で5種を追加することができた。


◎小諸日記は1999年から現在まで休み無しで更新中、およそ1万枚の写真にコメントが付けられています。小諸日記写真検索のウインドウに昆虫の種名や青空、水滴、田んぼなどの用語、D300、E-3などのカメラ名などを入れると写真の検索ができます。複合検索も可能です。

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