桶ケ谷沼は平地にある沼で、植生の豊かな場所だ。こうした地域の沼は埋め立てられたりして姿を消していった。これがベッコウトンボの減少の一つの原因だろう。またトンボ類の多くは、水だけあってもだめで、成虫が餌を採る場所が必要だ。桶ケ谷沼では沼の上に小さな草の生い茂る台地があり、ベッコウトンボは羽化してまもなく、その台地に移るのだろう。その台地も多くの部分が保護区になっているから生存ができるのだと思う。
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