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海野和男のデジタル昆虫記

D80でガをとる

D80でガをとる
2006年09月01日


 今日の対談は食育で知られる服部幸應さんとだった。光村チャンネルという光村図書がやっているWEBでの対談だ。話がかみ合うのかと心配ではあったが、ぼくより2才上の方だから、ある程度子供時代は共通したバックグラウンドもある。どんな話になったかは、そのうち光村チャンネルで公開されるだろう。
 小諸に戻ってヨドバシから届いていたD80を触ってみた。今年はE-330、α100に続きぼくにとっては3台目の新型デジカメだ。何でそんなにたくさん必要かというと、やはり最先端の機種は使ってみたいからだ。使ってみないと良さも悪さもわからない。借りるという手もあるが、やはり自分のものにして、ある程度仕事に使ってみないとわからないところが多い。プロ機は高いからなかなか買えないが、お金が許せばエントリー機は使ってみたい。
 α100と撮像素子がほぼ同等のD80だが、値段が2万円ほども高い。それだけの価値があるかどうかがちょっと心配で、購入を一瞬ためらった。けれど結果からいえば買って正解だと思う。α100も悪いカメラではないけれど、何となく頼りないカメラだったが、今回は頼れる弟分といった感じだ。
 レンズのせい(105マイクロVR)もあるが、αと比べれば格段に使いやすそうだ。オートフォーカスはD200と何ら変わりがない印象。マクロストロボ使用での調光は夜の窓辺のガをとったにもかかわらず、どの大きさにガを入れてもうまく調光している。もちろんガの色によって多少のばらつきはあるが、そのばらつきはむしろ好感が持てる。明るく飛びそうなものだと、ややアンダー気味になる。暗いものだとややオーバー気味だが、それが極端にならないので、むしろそのままオートでとって被写体によってカメラが適度に考えて調光してくれているように思った。そして感心したのは液晶が見やすいことだ。夜に外で液晶を見ると、明るく見えすぎて、画像を開いてみたらアンダーだということが多いのだが、D80の液晶は暗いところでも露出が正確に読めそうだ。これは大変ありがたい。
 今日はデフォルトのままの撮影だが、派手すぎず地味すぎずで好感が持てた。絵作りがEosデジタルとちょっと似ている感じがするのが気にかかった。新開発の画像エンジンのせいなのだろうか。
 D200との違いは色をのぞけば、連射速度が3コマ秒とやや遅いこと、ストロボ同調が1/200といったことぐらいだから限りなくD200に近い。そしてとても軽い。シャッターのタイムラグも相当に少なそうで快適に切れる。α100ではシャッターが安っぽくもたつくなと言う感じがしたので本格的に仕事カメラとして使う気にならなかったが、D80のできならD200の出番が少なくなるのかなと思ったぐらいだ。プロのサブ機としてはもちろん、メイン機種でも良いかなと思った。
 来週はキャノンのkissも新しい機種がでる。これも楽しみで、予約してある。さすがにこう矢継ぎ早だとつらいものがあるが、キャノンは現在現行機種を1台も持っていないから、30Dを買わずに待ってよかったといえるのではないかと思いたい。ただし発売日当日は四国で講演をしていて、触るのはアトリエの高嶋君の方が先になりそうだ。
 ところでせとうち夢虫館で募集中の昆虫をテーマとした親子作品(親だけ、子供だけでも可)、締め切り間近(9月5日必着)。ふるってご応募ください。9月6日にはぼくも審査します。くわしくは新しく更新中の夢虫館だよりをご覧ください。森の虫松先生による最新情報や、夢中館の夏休み中の写真もあります。

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