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海野和男のデジタル昆虫記

オオカバマダラ伝説

オオカバマダラ伝説
2004年02月27日

サンフランシスコからメキシコに到着。
 メキシコのインディオ、オトミ族は北からメキシコに移動してきた民族だそうだ。10月末から11月にかけて中央高原には黄色のセンパソチという花が咲くそうだ。センパソチとはは数百の花びらを持つ花の意味らしいがその花が咲く頃にオオカバマダラが北からメキシコに渡ってくる。オトミの間ではチョウは死者の精霊で、そのセンパソチの花を見ながらメキシコまでやってくるという話が伝わっているという。
 オトミは墓参りの習慣を持つそうだが、墓参りの季節は、このセンパソチの花の咲く時期で、花を墓に供えるという。
 センパソチの花とは恐らくはキク科の花であると思う。日本のアサギマダラは夏の終わりにヒヨドリバナの咲く高原に集まる。ヒヨドリバナはアサギマダラにとっては特別な花で、栄養をとると同時にフェロモンの元を摂取するらしい。センパソチの花はヒヨドリバナと同じような意味を持つ花かもしれない。
 写真はメキシコシティーの革命記念広場。空港からホテルに向かう途中で撮影。
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◎3月7日(日)20:00〜TBSどうぶつ奇想天外(放映日変更になりました)
特集は昨年10月取材のボルネオです。グヌン・ムル国立公園の鍾乳洞のコウモリが登場します。詳しくはバックナンバーを見て下さい。(ランタンフライについては、1月末にすでに放映されました)明日からは、同じくどうぶつ奇想天外でメキシコとアメリカへ


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