アメンボをお腹側から見たことがあるだろうか。
普段は水面に浮かんでいるのだからなかなか腹側を見るチャンスはない。水面のしたから撮ると面白いと思うが、取りあえず今日はアメンボを水からあげて撮影した。
これはメスであるが、オスとメスは腹端の形が違う。そんなことはさておき、随分平たいのでびっくり。そして足の付け根は面白い形をしている、なんだかカメラの自由雲台のボールみたいでよく動きそうだ。
腹の左右に並んでいる白い小さな点は気門である。アメンボはここから空気中の酸素を吸う。だからこの部分は水には浸からないで、常に水面の上にあるのである。後胸の真ん中にある黒い穴みたいのはにおいをだす器官。
◎平凡社よりカラー文庫で「昆虫の擬態」が発売。内容は写真集とほぼ同じ。「1300円
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