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企業はなぜSDGsに取り組むのか ~味の素株式会社の場合~ -第29回エコ×エネ・カフェ 前編-

  • 2018年11月13日
  • 緑のgoo編集部

【目次】
①:ゲスト紹介
②:味の素グループの目指す共通価値の創造 -ASV-
③:バイオサイクルによる資源の有効活用
④:海洋資源の持続可能な利用への貢献
⑤:食と栄養の改善への取り組み
⑥:今後取り組んでいきたいこと

海洋資源の持続可能な利用への貢献

室:環境も関係するユニークな活動として、カツオの生態系調査を行なっています。当社では、カツオを原料とする「ほんだし®」が主力商品です。一方で、昔は日本でしかとっていなかったカツオも世界的に消費が増えることに伴って漁獲量が急激に増えています。そこで国際的資源管理が必要なのですが、カツオの生態がよくわかっていなかったんです。そこで水産庁を中心としたカツオ資源調査計画の中で、2009年、弊社の創業100年にあたって、カツオの共同調査事業をはじめました。カツオの背中やお腹にタグをつけてその動きを把握しようという試みです。

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室: こういう風に、自社だけではできないこともたくさんありますから、SDGsでいうと目標17のパートナーシップがとても大事です。

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森:うがった質問ですけれど、「ほんだし®」にカツオって本当に入っているのですか?

室:割合は企業秘密なので言えないですけれど、カツオ節はかなり入っていますし、最も高級なカツオ節を使っていますよ。

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