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第6回 「エコなエネルギーの使い方って何だろう」荻本 和彦 氏

  • 2011年2月17日
  • 緑のgoo編集部
J-POWER エコ×エネ・カフェ

エネルギーとエコロジーの関係を考える 〜J-POWER秘書広報部 藤木勇光〜

藤木勇光さん

「J-POWER(電源開発株式会社)は、戦後急速に増えた電力供給需要に応えるために国策として作られ、2004年に民営化しました。北海道から沖縄まで全国に発電所を持ち、日本で使われる電力の約6%を発電する国内最大の卸電気事業者です。暮らしに密着するエコロジーエネルギーという大切なことに関わる企業として、企業理念である「エネルギーと環境の共生」について、「エコ×エネ体験プロジェクト」を通じて皆さんと共に考えていきたいと思っています。エコ×エネをテーマにした課題の答えはひとつではありません。それを理解した上で、識者から一方的に教わる場所ではなく、カフェに参加した全ての人の意見を尊重し、気軽に真面目に話し合い、気づきを促すことを通じてお互いが学び合う場を創造していきたいと思います。

J-POWERの自己紹介
J-POWERの自己紹介
エコ×エネ体験プロジェクト
エコ×エネ体験プロジェクト
「エコ×エネ」の概要と構成
「エコ×エネ」の概要と構成
エコ×エネ・カフェにようこそ
エコ×エネ・カフェにようこそ

第6回エコ×エネ・カフェ  エネルギーの生産・消費の未来 〜エネルギーを賢く使う暮らしとは〜

エネファーム、エコキュート、家庭用太陽光発電など、自宅でエネルギーを作る製品や技術について耳にする機会が増えてきました。電力会社が作った電力を買うだけではなく、自宅で作った電力を売ったり、地域で活用するような社会もいずれ訪れるのではないかといわれています。化石燃料に変わる新しいエネルギーとして、再生可能エネルギーの普及が期待されていますが、そういったエネルギーの導入は社会の在り方をどう変えていくのでしょうか。今回は現在研究開発が盛んに行われている新しいテクノロジー「スマートグリッド」を研究している東京大学の荻本さんをゲストに迎え、エコロジーとエネルギーの関係について「エネルギーの生産・消費の未来」という視点から考えていきます。

ゲスト講師:荻本 和彦氏 ゲスト講師:荻本 和彦氏
東京大学エネルギー工学連携研究センター特任教授。1956年生まれ。福岡県出身。東京大学工学部卒業後電源開発に入社、2007に退職し、2008.1より現職。エネルギーインテグレーションとして、エネルギー技術戦略、物質・エネルギー需要解析・評価、動的エネルギー需給解析・評価、集中/分散のエネルギーマネジメントと再生可能エネルギー導入、エネルギーシステムの診断・評価とリスクアセスメントなどの研究に取り組む。趣味は自転車、山歩き、街の探索を中心にした旅行。

「エネルギーの生産・消費の未来 〜エネルギーを賢く使う暮らしとは〜」

エコ×エネ・カフェの特徴は、対話を通じて学びや気づきを深めていくことです。今回も昨年に引き続きBe Nature Schoolの森さんのファシリテーションによりカフェの時間がスタートしました。

広々としたカフェ空間で、リラックスした雰囲気で進行
広々としたカフェ空間で、リラックスした雰囲気で進行
ゲストの荻本さんも参加者と同じテーブルでカフェに参加します
ゲストの荻本さんも参加者と同じテーブルでカフェに参加します

先ずは二択の質問を投げることを通じて、参加者の意識をチェックしていきます。最初の問いは「エネルギーを生み出すライフスタイル、どっちがいい?」。「田舎暮らしで炭焼き」がいい人は白、「自宅の屋根で太陽光発電」がいい人はピンクの紙を上げて答えてもらったところ、大多数の人がピンクの「自宅で太陽光」を選びました。「今回の参加者は都会派が多いのでしょうか?」と、森さん。確かに炭焼きの生活は少しハードルが高いのかもしれません。続く第二問は「スマートグリッド」について。直訳すると「賢い送電網」を意味しますが、日本とアメリカ、現在どっちの送電網が賢いのでしょうか?これについては日本と答えた人が7割、アメリカと答えた人が3割いました。

意識チェックには、白とピンクの色紙を使って答えます
意識チェックには、白とピンクの色紙を使って答えます
テーブルごとの自己紹介を経て、ウォーミングアップ完了
テーブルごとの自己紹介を経て、ウォーミングアップ完了

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