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「自然公園法」 Q&A解説

読み:
しぜんこうえんほう
英名:
Natural Parks Law
  • Q: 自然公園で禁止されていることは?
    自然公園で禁止されている行為として、どのようなものがあるのだろうか?

    A: 自然公園法に基づき指定される国立公園では、自然や風景を変えてしまうような建築物を建てたり、木や竹を伐採したり、動物を捕まえたりすることが原則として禁止されている。また、利用調整地区に許可なく立ち入ってはならない。さらに、国立公園や国定公園の特別地域のうち環境大臣が指定する区域では、自動車やスノーモービルの乗り入れが規制されている。一方、自動車で自然公園に来る人が増えるにつれ、排気ガスや廃棄物などによる環境汚染が深刻化している。環境省は、マイカー規制を行って、地域や期間を限定して車の乗り入れを制限している。

  • Q: パークボランティアの仕事は?
    自然公園で活動するパークボランティア。どんな取り組みを行っているのだろうか?

    A: 日本の自然公園は米国のような公園専用地ではなく、土地所有に関わらずすぐれた風致景観をもつ地域を公園に指定する地域性自然公園制度に基づいている。このため、自然保護官(レンジャー)のような専門家だけでなく、パークボランティアや自然公園指導員、公園管理団体など、各地域でさまざまな担い手が自然公園の保全と管理に取り組んでいる。このうちパークボランティアは、環境省の設置要綱に基づき、国立公園で自然観察会での解説や清掃、施設の維持・修理などの活動を行う登録方式の市民参加制度だ。全国の25国立公園・40地区で、約2000人のパークボランティアが活躍している。

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