他の人や社会のために、自発的に、かつ無償で行う活動のこと。自ら何が必要であるかを考えて、主体的にすすんで行い(自発性・主体性)、金銭などの個人的な利益や報酬、見返りを求めないこと(無償・無給性)が基本である。また、社会的な課題を発見して、さまざまな人と力を合わせることで解決していくことや(社会性・連帯性)、自由な発想や手法によって課題を解決するための新しい仕組みや制度をつくり出すこと(先駆性・多様性)のほか、場合によっては長く続けること(継続性)も大切な要素であるとされる。日本では、1995年に発生した阪神・淡路大震災などで災害時のボランティア活動の重要性が認識され、政府は毎年1月17日を「防災とボランティアの日」として制定している。
地元の自治会員が総出で近所の道路の側溝を毎月掃除している。これはボランティア活動といえるのだろうか?
ボランティアをする場所に行く交通費や、昼食代などを受け取ると、無償行為ではなくなるのだろうか?