- 読み:
- しぜんこうえんほう
- 英名:
- Natural Parks Law
日本の美しい自然を守るため、国立公園法に代わり1957年につくられた法律。米国の国立公園制度を見習いつつ、風致景観にすぐれた地域を国立公園などに指定して行為を制限する仕組みを採っている。本法に基づいて指定される自然公園は、2009年11月現在で国立公園が29カ所、国定公園が56カ所、都道府県立自然公園が309カ所あり、すべて合わせると国土の約3分の1になる。2002年と2009年の2度にわたる改正で、生物多様性の保全などに関する規定が盛り込まれた。