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ラムネ色の湖に、もふもふのエゾシカ…冬のうちに行って間違いなしな「絶景スポット」で癒しの時を

  • 2024年1月31日
  • GetNavi web

2024年初の旅行やお出かけ先は決まりましたか? まだなら、”歳初めから冬の間に訪れたら、きっといいことが起こりそうな絶景スポット”なんてどうでしょう。全国数あるアウトドアスポットの中から、「冬にしか見られない絶景がある」「じつは冬が一番空いている」など、冬シーズンにアドバンテージがある3エリアを選びました。紹介するのは、130社以上のアウトドアショップの取材経験をもつアクティビティライターながらGetNavi webも担当している染谷遥です。

 

【その1】もふもふのエゾシカ軍団に見守られながらオホーツク海に向かって抱負を叫ぶ!?「知床国立公園」

 

一年の計は元旦にあり、ということで歳初めといえば、今年の抱負を決めるタイミング。せっかくなら、すべてを受け入れてくれる大自然の中で、景気よく叫べば願いも叶いそう!?

 

そこで、紹介したいのが「知床国立公園」。北海道の知床半島にある同公園は、世界自然遺産にも登録される国内有数のネイチャースポット!…実際に叫ぶのは冗談だとしても、叫びたくなるくらい壮大な自然が広がるフィールドであることに間違いありません。

 

「野生動物」「流氷」「氷瀑」、冬にしか見られない絶景多数!

春夏秋冬、見どころに尽きない「知床国立公園」ですが、とくに冬は必見。雪に閉ざされ、人間を寄せ付けない世界では、自然体の「野生動物」の姿が見られたり、オホーツク海に押し寄せる「流氷」や知床半島の断崖に現れる「氷瀑」を観察できたりと、絶景ポイント多数!

 

↑園内に生息するエゾシカたち。厳しい寒さの中、懸命に生きる姿が胸アツ。もふもふも癒し。ほかにもエゾリスやキタキツネ、オコジョ、ヒグマなどたくさんの野生動物たちが生息しています

 

↑断崖から見るオホーツク海。流氷シーズンは、例年1月下旬〜3月頃 ©SOTOASOBI

 

通年開園している知床国立公園ですが、安全面からガイド付きツアーでしか行けないエリアが存在するほか、野生動物への餌やり、つきまといをしないといった禁止事項や守るべきマナーも多数あるため、ガイド付きツアーの利用がおすすめです。

 

また、冬の入園には、雪の上でも足が埋もれずスイスイ歩けるかんじき(スノーシュー)の着用は必須。ツアーに参加すれば、貸し出してくれるので装備の心配もありません。

 

【その2】心機一転にピッタリ!? 地下に眠る新世界を目撃し、視野を拡げる「岡山県真庭市の洞窟」

©SOTOASOBI

 

何か新しいことを始めようとしているものの、アイデアが思い浮かばない人や、目新しさを探している人は、インスピレーションを地下の世界に求めるのも一つの手。

 

ということで、次に紹介するのは「岡山県真庭市の洞窟」です。じつは、岡山県は国内屈指の洞窟の宝庫として知る人ぞ知るエリア。とくに真庭市には、美しい地底湖や輝く鍾乳石など絶景が楽しめる洞窟が多数存在しており、観光目的での洞窟探検(ケイビング)にはうってつけなのです。

 

「巨大空間」「地底湖」「鍾乳石」、観光客が少ない冬は狙い目!

観光目的にピッタリとはいえ、ケイビングの知識と経験を積んでいない人が、足を踏み入れるのは大変危険。見たい景色を安全に楽しむためにもガイド付きツアーへの参加を強く勧めることを前置きしておきます。それで、現地のベテランガイドによると、年間を通して観光客が少ないのは冬だそう。洞窟空間の湿度や気温は通年ある程度保たれているので、寒さに震えることもなく快適に探索できます。

 

©SOTOASOBI

 

洞窟探検ツアーでは、うん百万年前にできたとされる巨大空間で写真を撮ったり…

 

©POLE POLE (ポレポレ)

 

地底湖をゴムボートで渡ったり、白亜の鍾乳石に魅入ったりと、この景色を見て新しい発見をしないほうが難しいんじゃないかと思えるくらいの絶景が待ち受けています。さらには迷路のような通路をほふく前進で進む体験も。地球にはこんな場所もあったのかと、視野が広がること間違いなしです。

 

【その3】心穏やかになる温泉+湖の最強セット「群馬県 四万温泉+四万湖」

©ぐりーんぴーす

 

年末年始も仕事や家事、人付き合いに奔走して疲れが抜けきっていない…なんて人にぜひともおすすめなのが心身共に癒されリフレッシュできる「群馬県 四万エリア」。ここには、疲れを癒す四万温泉とエメラルドブルーの湖面が美しい四万湖が目と鼻の先にあり、セットで楽しむには最高の場所なのです。

 

健やかな心と体を育むのは、適度な睡眠と運動…ということで、温泉に浸かってのんびりお泊り&四万湖で優雅にカヌーツーリングなんていかがでしょう。

 

「雪見温泉」と「静かな湖畔」を楽しむなら冬が一番!

ベタだけど、やっぱりいい景色だなあと思うのは雪見温泉。四万エリアで雪が降り始めるのは例年12月下旬から3月上旬なので、狙うならこの時期です。そして、ラムネ色の湖畔がなんともきれいな四万湖は、道路沿いから見下ろすこともできますが、せっかくならカヤックに乗ってもっと近くから眺めてみると癒し度が上がります。

 

↑平安時代から開湯したとされる四万温泉は、胃腸の名湯。『千と千尋の神隠し』のモデルとされる四万温泉積善館は、聖地巡礼スポットとして有名

 

↑冬は、1年の中で空気も水質も一番いい時期。澄んだ空気をおもいっきり吸い込みながら、透明度の高い湖面を漕ぎ進むのはリフレッシュにもってこい! ©ぐりーんぴーす

 

モーターボートなどの動力船とは違い、パドルが生み出す推進力だけで漕ぎ進むカヤックはとっても静か。タイミングが合えば、湖畔に顔を出しに来たカモシカやニホンザルたちとのうれしい出会いも期待できます。心身ともに癒され、パワフルになれば、また一年頑張れそうです。

 

いかがでしたか? ぜひ、冬の絶景を楽しみながら良い一年をお過ごしください。

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