今年のヒメギフチョウは隣町では4月6日から発生したと思う。昨年と一昨年は何と3月末に発生した。
過去の小諸日記を見て、2000年頃はいつ頃発生したのか調べてみた。2000年の写真を見ると4月25日に綺麗な個体の写真があった。（今日の写真）。その年同じ場所での初見は4月17日だ。その発生場所はアトリエの近くで、隣町より数日遅いと思う。そして、当時は毎日見ていたが、現在より1週間ぐらいは遅かったと思う。1週間というと極端に発生が早くなっているわけではないと思うかもしれないが、4月初旬の1週間というのは、かなり季節が変わる時期だから、やはり、温暖化はかなり進んでいるのだろう。小諸日記がなかった1990年頃は、ヒメギフチョウの発生は小諸では4月20日を過ぎた頃で、ゴールデンウイークにまだ綺麗な個体がたくさんいた。そうしてみると、あまり温暖化が叫ばれていなかった1990年代が最も急激に温暖化が進んだのかもしれないと思う。最近の温暖化対策は少しは効いているのかもしれない。
1999年は4月12日、1999のヒメギフチョウ
2000年は4月17日、2000のヒメギフチョウ
2001年は4月10日、2001のヒメギフチョウ
2002年は4月16日、2002のヒメギフチョウ
2003年は4月14日、2003のヒメギフチョウ
2004年は暖かく、4月10日に発生した。2004のヒメギフチョウ
2005年は4月17日、2005のヒメギフチョウ
2006年は4月12日、2006のヒメギフチョウ
2007年は4月14日、2007のヒメギフチョウ
2008年は4月14日、2008のヒメギフチョウ
2009年は4月11日、2009のヒメギフチョウ
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