昨日のE-5後継機の噂に載せなかった面白い組み合わせ。
写真はE-P3に50年以上前のライカのビゾフレックスを付けたものだ。ビゾフレックスはレンジファインダーのライカを一眼レフにするレフボックスだった。このビゾフレックスは3型(プリズムファインダーは2型)で、迅速にミラーが昇降するので、M型ライカに付けると、一眼レフと使い勝手がそれほど違わない。
シャッターボタンを押し下げるとミラーがあがり、ライカM型のシャッターを押す仕組みだ。ただしR型とM型のフランジの違いよりずっと厚いので無限はビゾ用のレンズしか使えなかった。
これを現代に置き換えればシャッターレリーズはメカ式ではないから,押し下げる方式のシャッターボタンなど必要なく、結合自体は恐らく全く問題がないだろう。ミラーを昇降さすメカはかなり大きいだろうが、これもある程度アダプターが大きければ入るかもしれないから、昔より容易く作れるような気もする。
タイムラグはメカが少ないから遅れもないだろう。ミラーにハーフミラーを使用する手もあるかもしれない。それにビゾフレックスは35mm用だが、フォーサーズなら半分以下の大きさにできるだろう。けれどミラーを入れるとフランジバックがフォーサーズ用レンズには多分きつい。まあ、こんなものが発売される見込みはないとは思う。写真はこの組み合わせで撮った写真。
明日から神田小川町のオリンパスギャラリーで写真展がはじまる。トークショーは27日午後2時に叶内さんと小林さんが出演。大阪のオリンパスギャラリーでは11月21日(水) 19:00〜20:00に海野のトークショー。大阪の方は参加すれば一日早く写真展が見られます。予約が必要でTEL 03-3292-1934までお電話待ってます。皆様のご来場心からお待ちしております。
ミラーレスも新機種の発表が相次いでいるが、ネイチャーフォトをミラーレスで撮るというムック本、ミラーレス一眼でネイチャーフォトが発売された。コンデジより高画質で、一眼レフより手軽に撮れるというので、ミラーレス機もネイチャー派にも人気が出てきた。ニコン1にFT1を介して,10.5mmやマイクロニッコールを使用した写真、オリンパスのOM-Dでの写真などを担当した。
著者が参加しての出版記念トークショーとサイン会が11月11日(日) 16:00〜17:30、日本写真学園で行われる。海野も出演。申し込みはリンクからお早めに。
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