今日は大いに期待をして出かけたのである。浅間の山麓は雲で覆われている。
けれど意外に速く雲がとれてしまい、しかも思ったより標高の高い1200mあたりのところに、広範囲に霧氷が出たのである。残園ながら予定した撮影ポイントでは霧氷は出ていなかった。冬は、いつも霧氷を追いかけているのだけれど、昆虫の写真と違って、天候に左右される割合がより大きいのである。
いい時間にいい場所に巡り会えれば、誰でもがそこそこの写真が撮れるのが蝶の写真とは違うのだが、その時に、そこにいなければ撮れない。その一期一会を求めて、風景写真家は撮影しているのかなと思う。
先日見つけて、撮りたいと思った場所は、今日はあまり良くなかったのである。そこでE-3に70-300をつけ、600mm相当で浅間の山肌を切り取ってみた。
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