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海野和男のデジタル昆虫記

橿原市昆虫館

橿原市昆虫館
2005年11月27日


 奈良県橿原には橿原市昆虫館がある。チョウの温室をメインに昆虫の展示が行われている。
 昆虫館でチョウの温室がメイン展示の館はここと伊丹市昆虫館、多摩動物園昆虫館だ。いずれもは古い歴史を持つが、中のチョウにとっての環境という点から見ると、よく考えられて作られているのがここと伊丹だと思う。
 こうした生態展示は見せるということと、中のチョウが快適にすごせ、長生きするかということに成否がかかる。観客が見やすいこととチョウが長生きできるかというのは両立が難しい面もある。
 中に放してあるオオゴマダラとアサギマダラには全て羽化した日付が書き込んである。交尾しているこの2匹は10月21日と、11月3日生まれだ。
 今日は午後にこの昆虫館でデジカメ教室をやった。あいにく曇りで中はかなり暗い。そこで参加者のデジカメのiso感度を400に設定してもらった。それでも機種によってはぶれてしまったりした。この館は三脚とストロボが禁止である。三脚は狭い通路で邪魔になる。ストロボは昆虫を驚かさないための配慮であるのだと思う。ただ初心者向きのカメラは自動で光ってしまうものもある。また暗いとストロボがないとぶれてしまうことも多い。なるべくストロボはご遠慮下さい程度の方が完全禁止よりはお客さんがが楽しめると思った。  

◎デジタルフォト11月の連載は「チョウの楽園」。温室やチョウ園での撮影ヒントになります。
12月号は「秋の終わり冬の装い」発売中

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