昨日に引き続きアキアカネが産卵に集まる田んぼに行ってみた。今日の目的はダルマガエルが産卵に来たアキアカネを捕らえるシーンを高速度ビデオで撮影することだ。
生態を記録する映像というのは、写真がビデオに勝る場面は少ない。せいぜい画質が写真がよいといったところだ。特に今回使っているような高速度カメラが捕らえる映像はどんなにがんばっても写真が勝る領域ではない。それでは写真はどのようなシーンで有効なのだろうか。それは静止画が持つビデオとは全く異なるインパクトが活かされる場面だ。連結飛翔のような一瞬を切りとった場面ですら、その映像はビデオよりも人の心を打つ場合もあるだろう。
ということでまた性懲りもなく、昨日と同じような写真を撮った。今日は空にアキアカネが浮かぶようなシーンを狙って何回かシャッターをきった。上はCaplioGX8に外付けストロボでの撮影。露出はマニュアルでAFもマニュアル。マニュアルのスナップモードなどというのがあればよいのだが、残念ながらマクロ域でのスナップモードがついているカメラはないようだ。下はNikonD70に10.5mmFisheyeをつけ、Caplioにつけたのと同じ古いペンタックスのストロボでの撮影だ。後でNikonCaptureで魚眼の歪みを自動補正してみた。
◎第7回にほんかい自然写真学校は2005年11月12日(土)〜11月14日(月) <2泊3日>岩室温泉にて。海野はデジタル写真コースを担当。
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